「のぞみ18号」新幹線指定券

「のぞみ18号」新幹線指定券(広島サイコロきっぷ用)

広島サイコロきっぷの博多からの帰路はのぞみ18号となりました。

東海道・山陽・九州新幹線では、特大荷物スペース付き座席というものがあります。
これは各号車の一番最後尾座席で、後ろのスペースに大荷物を置くことができるものです。

マルス上は別座席として分けられています。

「のぞみ18号」座席種別選択
座席種別選択に「禁煙荷物スペース付」「喫R荷物スペース付」とあるのが荷物スペースのある座席。ちなみに「喫R」とは喫煙ルームの略。

このように座席指定の段階で利用するかしないかを決める必要があります。
一方座席表では車両の最後尾座席しか選べませんから、

荷物スペース付座席・座席表
荷物スペース付座席の座席表です。ま、こーなるわな。

このように最後尾しか選べなくなります。
この最後尾席は、荷物が置けるほか、リクライニングシートは気兼ねなく後ろに倒せるので、割と狙っている人が多く、指定はお早目に。

なお、この座席の指定なしで特大荷物を持ち込むと1000円取られるそうですが・・・取られてる場面見たことないな。

券面の違和感

さて、帰りの「のぞみ18号」は特大荷物スペース付座席を選びました。
博多発の「のぞみ」は輸送力過剰なせいかわりと空いていることが多く、今回はこの荷物スペース付座席を選んでます。

券面を見ると、1番A席の横に「S」の文字が。スペースの「S」でしょうか。
バゲッジの「B」でもよさそうと思うのですが。荷物スペース付座席を選ぶと入るようです。

ちなみに「S」はかつて、「ひかりRailStar」にサイレンスカー(4号車)を指定した際に使われていた文字でした。

サイレンスカーは車内放送などを行わずに静粛さを求める車両で、海外では「クワイエットカー」として一般的ですが、日本では珍しかったです。
ただもともと日本の車内は静かだったからかあまり広まらずに、「ひかりRailStar」でもその後廃止されています。

さてもう一つ気になったというか違和感をこの券面から感じたのですが、それは「新幹線指定券」の下にラインが入っていないこと。
このため、券面全体が軽い印象を受けます。
9/21に同じくe5489で発券した新幹線指定券にはラインは入っていたので、10月に変わったのでしょうか。ちょっとした謎です。

初期車はもうすぐ引退N700系

のぞみ18号
のぞみ18号の方向幕。N700のロゴの横に小さくAの文字が入っているのはN700系でも初期車になります。

のぞみ18号はN700系で運転です。
N700系は2007年に営業運転を開始して以来、すでに15年が経過しています。初期車を中心に経年が進むようになったため、最新のN700S系と入れ替わる形で、徐々にN700系初期車は数を減らしています。

見分け方は一番シンプルなのはやはり、N700のロゴでしょうか。

・N700+小さなA・・・N700系X編成(初期車)
・N700+大きなA・・・N700系G編成(マイナーチェンジ車、2013年登場)
・N700+S・・・N700S系J編成(フルモデルチェンジ車、2020年登場)
(編成名はJR東海所属の車両のみ)

今回は小さなAなので、初期車になります。

さて、先の「つばめ8号」「リレーつばめ8号」がまさかの満席。
特に「リレーつばめ8号」は在来線だけあって、コロナ渦で空いた車両に慣れきった自分にはかなり厳しく、堪えたものでした。

そこからまたガラガラの「のぞみ18号」に乗り換えると、やはり新幹線の車体の大きさとゆったりさに改めて感動したものです。
約1時間で広島到着。秋の乗り放題パスで普通列車でのんびりも悪くないですが、改めて新幹線の威力を思い知った次第でした。やっぱり「サイコロきっぷ」と「秋の乗り放題パス」の相性はばっちりですね。

この記事をシェアする:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です