台鉄の日南駅から松山駅までの硬券の普通列車乗車券です。
日南駅は台鉄でも数少ない硬券販売駅で、日本からも多数の硬券マニア?が押し寄せてます。
価格からすると昭和50年代ぐらいの骨董品ですが、これが普通に使える乗車券として販売しているのはある意味驚きです。値段は上がってますが、券面の価格改定を行っていないので、きっぷからはいくらなのかわかりません。(というかいくらか忘れた。)
ただし、普通列車(現在の普快車)は日南駅にはやってこないため、利用の際には乗車した列車との差額を支払う必要がありますが・・・・。やってこない列車の、しかも実使用可能な硬券を売るというのも謎なところです。
さて、日南駅ですが、木造の非常におもむきのある駅舎です。
日本統治時代に建築された日本様式の駅舎で、九州の木造駅舎(嘉例川や大隅横川など)に通じるものがあります。
有人駅で自動券売機はなし、きっぷは有人窓口で購入することになります。中国語でなければ、日本の駅と言っても通じそうです。
駅舎自体が台中市の文化財に指定されており、それを記念した碑?が駅舎近くに設置されていました。
繁体字の中国語はなんとなく意味がわかるのが、同じ漢字の国の人だからなんでしょうね(笑)
台湾には日本統治時代の建物がそこかしこに残っており、探してみるのも楽しいです。
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