「いなり、こんこん、恋いろは」京阪線フリーチケット

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京阪線が1日乗り放題の京阪線フリーチケットです。京阪線が乗り放題のきっぷはコロプラフリーきっぷを除いて通年設定ではなく、イベントごとに発売されます。
アニメ「いなり、こんこん、恋いろは」とのタイアップバージョンになります。
アニメは見たことないですが、京都の本屋に行くと大量に積まれていたので少し気にはなっていました。軽く調べてみると、伏見稲荷など伏見区が舞台ということでタイアップしたのでしょう。

タイプ:フリータイプ
価格:1,200円(子どもなし)
発売期間:2014年5月6日まで 
利用可能期間:2014年5月6日まで  
利用:京阪線全線・男山ケーブル。(京津線、石山坂本線は不可)
備考:発売は中之島、 淀屋橋、 天満橋、 京橋、 守口市、 寝屋川市、 香里園、 枚方市、 樟葉、 中書島、 丹波橋、 祇園四条、 三条、 出町柳 の各駅

きっぷは関西のフリーきっぷでは標準的な磁気カードタイプ。台紙がついてきます。京阪は磁気カードに直接印字して売る味気ないタイプのきっぷもありますが、今回は最初から印刷されていました。
今回はこれで1日乗り回してみました。

さて、まずは淀屋橋から快速特急「京洛」で、京都出町柳に向かいます。「洛楽」は、京橋~七条間をノンストップで結ぶ臨時特急で、主に土休日運行されます。
車両は2階建て車両を1両つないだ、2ドア転換クロス特急車の8000系が専用で使用されます。
昔は京橋~七条ノンストップが京阪特急の特徴でもあったのですが、今回はある意味そのノンストップ特急のリバイバルに近い形といえそうです。
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前面には「洛楽」のヘッドマークと、「ノンストップ 京橋~七条」の標識が。
ただ、臨時列車の悲しさ、往年のノンストップ特急に比べると、どうしても時間がかかってしまいます。それでも既存の定期列車のダイヤを一部変更してまで運行するあたり、力を入れているってことでしょう。

 

 

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さて、三条でいったん下車し、樟葉駅までバック。
ここは今年3月に増床リニューアルし関西最大級の規模になったショッピングモール、くずはモールに行きます。
広いことはいいことばかりだけでなく、店めぐるだけでも疲れます。なんで適度に歩いて一休み。歩き疲れというか、人が多すぎて少々うんざりしたってところでしょうか。
そんなくずはモールの一角に京阪電車の歴史などを展示している一角があります。
ここには先代の特急車3000系のテレビカーが展示されており、車内も開放されています。
座席はリニューアル前の縦じまのモケットのものになっており、できる限り登場当時にあわせた感じです。もっともテレビは液晶ですが。。。
このほか、運転台や模型運転コーナーなどちょっとした鉄道博物館になっています。
ちなみにこの一角の2軒隣は鉄道模型店。Nゲージのレイアウトが常設されており、持ち込むこともできます。

 

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樟葉から中書島を経由して宇治へ。中書島~宇治間は「宇治・伏見ギャラリートレイン」運用に遭遇。
写真のように側面が源氏物語から新撰組まで、宇治・伏見に関係のある歴史上の名場面が描かれています。ワンマンカーですが、車内放送の案内はABC朝日放送の三代澤が担当。ところどころに観光案内を交えながら、軽妙な語り口で案内します。

 

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宇治からの戻りは臨時快速「おうじちゃまエクスプレス」。
5/6までの土休日に淀屋橋~宇治間を運転します。停車駅は淀屋橋~京橋の各駅と、宇治線内各駅。つまり京橋~中書島間はノンストップ運転となります。
「おうじちゃま」とは宇治市商工会議所のゆるキャラで、「おうじちゃまエクスプレス」が宇治に到着したときに出迎えてくれるとか。

 

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このあとは、きっぷの舞台となっている伏見稲荷駅へ。
伏見稲荷は正月しか行ったことがなく、「人だらけのお稲荷さん」のイメージしかありませんが、せっかくなんで普段の伏見稲荷も行ってみました。
普段の伏見稲荷もそれなりに人が多く、さすがに全国のお稲荷さんの総本社。特に外国人観光客が目立ち、千本鳥居はさすがに驚いている様子。

お稲荷さんの最寄り駅である伏見稲荷駅も、神社をイメージした朱塗りの駅舎です。
右の写真はその伏見稲荷駅に到着した急行出町柳行きです。8000系は主に特急に使われますが、このように急行以下に使用するときは前面の鳩マークがなくなります。(上の写真と見比べると違いがわかると思います。)

 

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締めは天満橋で造幣局へ。
この日は桜の通り抜けが実施されており、見物に出かけました。桜はソメイヨシノよりは八重桜系が多いですね。ちょうど見ごろをむかえており、ものすごい人が押し寄せていました。

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「「いなり、こんこん、恋いろは」京阪線フリーチケット」への2件のフィードバック

  1. この作品見ていましたがあっという間に終わってしまいましたね。
    そこそこ良い作品だったように感じましたが残念ながら記憶までには殆ど残りませんでした・・・

  2. 内容はよくわからないのですが、
    登場人物の苗字を見て飲み掛けのコーヒー吹き出しそうになりました。

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