急行「能登」急行券・グリーン券

20100309
急行「能登」号の急行券、グリーン券です。
「能登」は、私はいまだに上越線経由の夜行客車急行のイメージがあります。
信越線長野経由で上野~福井間で、同じく客車急行の「越前」があり、さらに上野~長野・直江津間で「妙高」が夜行急行として運転されていました。

まず、「能登」が廃止されて、「越前」が福井から金沢どまりになって、「能登」に変更。
その後、「妙高」廃止とともに、「妙高」の代わりになります。
同時に電車化されて、寝台車が廃止となりました。
長野新幹線開業で再び上越線経由に戻され、一時期福井まで延長していた時期もあったものの、また金沢に短縮。そして2010年3月に廃止となります。

JR直後だったか、能登の金沢到着後折り返して、まさに「能登」半島の輪島まで延長運転していた時期もがありました。

20100309_2 489系電車9両で運転され、先頭車は貴重なボンネット車。
ヘッドマークは能登半島をあしらっています。

グリーン車はなんと満席。
自由席はほとんど空気輸送だったので、きっぷの選択を間違えたような気がしましたが、さすがグリーン車。シートを倒すとあっという間に眠りにつきました。

「能登」のグリーン車はほぼ国鉄時代そのままのもので、昭和のレトロを感じさせるような内装ですが、国鉄時代のグリーン車は最近のグリーンとは異なり、かなり深く倒れるので、寝るには結構楽だったりします。

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