由利高原鉄道の1日乗車券です。
土休日の当日売りのみの発売で発売額は1,100円。羽後本荘～矢島間往復は1,140円ですから、往復すると、わずかながらトクすることになります。
ハガキタイプの乗車券で、裏面はハガキの宛名欄になっており、そのまま送ることができます。
ただきっぷをそのままハガキにして送るというのはどうなんでしょう。。。
ハガキサイズのため、ややサイズが大きく、サイフに入りにくいのが難点です。
さて、由利高原鉄道は羽後本荘から矢島を結ぶ路線です。旧国鉄矢島線を転換した路線で、取りだてて特徴もないことから、最近は他の第三セクターの例にもれず、利用客の減少に直面しています。
羽後本荘から乗ったのは大型のレールバスの2両編成。
第三セクター転換時からの車両ですが、従来はレールバスみたいな小型車が主流だったものの、矢島線転換時は大型の車両を導入しました。結果として小型のレールバスは輸送力の問題や、バス部品多用による老朽化が早いなどの問題があり、早々に消えましたが、こちらのタイプはまだまだ全国で見かけます。
「鳥海山ろく線」の愛称どおり、この列車は鳥海山のふもとを走ります。
ただこの日は大雨で風も強く、肝心の鳥海山は見ることができませんでした。