昨日に引き続いて京都市交通局の1日乗車券カードです。
この市バス専用1日乗車券カードは、もともと平安遷都1200年を記念して発売されたものが最初で当初は発売額が600円でした。(写真右)
券面にはマスコットの京のぞみちゃんが描かれており、あくまでも記念切符的な色彩が強いものでした。
その後、京都市交通局の京都市内運賃が200円→220円に値上げされたを機に再登場。
値段は100円値上げされ、700円になっています。(写真左)
券面は京のぞみちゃんから市バスに置き換わっていますが、奧の茶色のバスは「チンチンバス」と呼ばれ、かつての京都市電を彷彿とさせるバスで、主に観光の急行系統100号系統、101号系統に使用、降車ボタンの音がチンチンだったり、バス車内に西陣織のハンカチ等が自動販売機で売られていたりとユニークな車内が特徴でしたが、老朽化のため、昨年引退しています。
現在は700円から500円に値下げされています。非常に使いやすいきっぷです。
なお、フリー区間はバス路線の廃止もあって京都国際会館や蹴上等がはずれましたが、それ以外はおおむね10年前とさほど変わっていません。
# 余談ですが「京のぞみちゃん」は「みやこのぞみちゃん」と読みます。
# 京のぞみちゃんとほぼ同時期に登場した新幹線「のぞみ号」とは特に関係はないようです。
コメント
700円の頃は、社内売りがなかったはずなので、竹田駅で買って、市バス81系統に乗って市内へ入っていました。
>京都バス18系統
もう20年ほど前、京都駅前の京都バス乗り場は大原への観光客で行列、その中で18系統はナントカ座れて高野玉岡町まで行ったのです。これで大学がばれますね。
>m#さん
出町ですか、市バス205系統は市電代替系統ですから、出町柳駅前に寄らないですからね。川端通を通る京都バスは市バスより速かったですから。
>JRバス
停留場が少ない分、市バスより速く、周遊きっぷでもOKのすぐれものです。最近は立命館大学前経由が増えています。金閣寺への足と一条通(無茶苦茶狭い!)の渋滞対策もあるのでしょう。
泣き所は最終バスが早いことです。近江路ゾーンで二条駅前で呆然としたことも。