「ツインクルバス知床摩周号」会員券

20070420 

JR北海道が地元の観光バス業者に委託して運行するツインクルバスの会員券です。
最大の特徴はJRの鉄道線とセットで運営されていることで、このため列車との接続を最優先で考えられています。
またJR線のきっぷを持っていると割引になったりします。

今回のツインクルバスは、釧路~塘路~摩周湖~硫黄山~川湯温泉~原生花園~斜里と結ぶコースで、一般だと2,000円ですが、JRの特定の割引きっぷ利用だと半額の1,000円になります。
釧路~斜里が1,000円というのはかなり破格です。
もっとも私は途中の川湯温泉で下車しましたが・・・

20070420_2釧路発車時は私一人、塘路で「ノロッコ号」を受けた乗客がいる・・・と思いきや、老夫婦2名のみで、道中3人+ガイドというさびしい道中になりました。

沿線ガイドをしつつ、まず最初のビューポイントである摩周湖へ。
霧の摩周湖の名のとおり、完全に霧に覆われており、展望台からは何も見えず・・・・
ガイドさんも、まあこれは仕方ないとのこと。

続いてガイドしつつ硫黄山へ。
ここでは地面から硫黄臭のガスが噴出しており、匂いがあたり一面充満しています。
写真にも出ていますが、ここには有名なゆで卵の販売があり、「たまご~たまご~」と連呼する様はすっかりここの風物詩となってしまったとか。

しばらくすると野生のキツネが出現し、タマゴ屋に近くに。
店の人がゆで卵を投げると、恐る恐る近づいてきて、ゆで卵を食べていました。
キツネもたべるんですな。

川湯温泉で下車。
ホテルの温泉で汗を流して、JRの川湯温泉駅へ。川湯温泉駅と川湯温泉は離れているので注意。
ここの名物は足湯とオーチャードグラス。
足湯はここ数年前にできた施設で、待ち時間をのんびりできます。
オーチャードグラスは有名な川湯温泉駅内の喫茶店。知名度はバツグンで、シーズンには車の観光客で行列ができ、前回訪問時はえらい目にあいましたが、
今回は時期はずれの夕方はなので、ガラガラ。おかげでのんびりとした時間をすごせました。
アメリカナイズされた独特なクラシックな空間が実にいい雰囲気を出しています。・・・空いていれば、ですが。

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