今回・次回と周遊きっぷ「飛騨・奥飛騨ゾーン」を取り上げます。
飛騨・奥飛騨ゾーンは高山本線と奥飛騨地区の濃飛バスがゾーンのきっぷで、
飛騨・奥飛騨観光に向いています。
ゾーンの入り口駅は下呂ですが、京都からちょうど200kmを超えたところに位置するため、京都発だと最安で周遊きっぷが組めます。
ただし、これは、京都~米原~岐阜~下呂と在来線で行く場合で、京都(新幹線)名古屋~下呂と経路をとると、距離が伸びるうえに周遊きっぷの割引率が2割引から0.5割引になるため、あまりおいしくありません。
京都からは高山直通の特急「ひだ」があるため、周遊きっぷで京阪神から高山方面に向かう場合はこの「ひだ」利用が基本になるでしょう。
さて、本来は指定席を取るつもりだったのですが、「ひだ」の指定席を甘く見てまして、すでに満席。仕方なく自由席です。
京都乗車では座れる確率は低いため、大阪に向かいました。(京都~大阪は昼特きっぷ利用)
大阪駅に入ってきたひだは3両。通常は2両目が自由席ですが、3両とも指定席と書かれているのでさあ大変。
自由席に並んでいた客はパニックです。
車掌も駅も気づいていないのか訂正放送もながさないので、2両目を自由席と思い込んだ客は自由席を求めて右往左往。
結局訂正放送を流さないまま発車してしまい、しばらくは車内は結構ざわざわしていました。
しかし自由席客は全員座れたため、暴動にならなかったのは不幸中の幸い。もしこれで先頭に並んでた人が座れなかったりすると、大問題だったでしょう。
大阪駅では先月乗車したふるさと雷鳥でも自由席の号車案内を間違えて客から大クレームをもらうという大失態をやらかしており、
もっと優等列車の列車案内をしっかりしてほしいと思うところです。
先行する新快速を草津で追い越し、特急らしい走りで東海道線を爆走。
岐阜から高山本線に入ると次第にローカル色が強くなります。
高山本線の沿線の渓谷の景色はかなり上位に来ると思いますが、ほぼ満席の客も渓谷美に見入っていました。
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