「庄内・最上川舟下りパス」です。
山形県庄内地域を中心としたJR、バス、川下り舟が2日間乗り放題で3,000円です。
川下り舟(芭蕉ライン)が1,970円ですので、このきっぷを使うからには川下り舟はがんばってコースに入れるべきでしょう。
特急は使えませんが、鶴岡、酒田市内のバスが利用できます。
さて、川下り舟は陸羽西線の古口駅から徒歩10分弱。
舟番所とよばれる関所風の建物から出航します。
看板があるので間違うことはないでしょうが、関所風というのはちょっと意表をつかれる感じです。
最上川は日本3大急流のひとつ。
このため非常にスリリングな川下りになる・・・わけはなく、比較的穏やかです。
以前同じく急流下りの球磨川なんかは、結構流れが早いところもありますが、こちらはそういうところもなく、比較的ゆったりとした流れです。
紅葉はとっくに過ぎていますが、枯れた山の景色というのもなかなかいいものです。(←半分負け惜しみ)
400年前は松尾芭蕉もこの川を下ったのでしょう。
宿泊は湯田川温泉へ。
鶴岡の奥座敷というからには山の中か・・・?と思いましたが、やや内陸部に入った比較的平坦なところにありました。
大きな温泉旅館とかはなく、小さな旅館が軒を連ねています。
湯治の客も多いようで、1人客も目立ちます。
2日目は鶴岡市内と酒田市内を見学。
このきっぷは市内のバスに乗れる・・・が売りですが、鶴岡はともかく酒田は、駅観光案内所で無料のレンタサイクルがあるので、バスで移動するよりレンタサイクルのほうがよっぽど便利。
ただ酷使されたのか自転車はぼろぼろでしたが・・・・
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