南伊豆フリー乗車券です。
かつては往復特急指定席が使えた「踊り子南伊豆フリーきっぷ」というものがありましたが、震災後発売停止をはさんでこの「南伊豆フリー乗車券」に変わりました。
□価格:6,000円(都区内発:子ども半額)
□発売期間:通年
□利用可能期間:通年
□有効期間:2日間
□フリー区間:伊豆急行線全線。河津駅以南の伊豆南部の東海バス(下田、堂ヶ島、石廊崎、白浜海岸など)
□発売箇所:首都圏の主なみどりの窓口、主な旅行会社
□備考:利用開始日一ヶ月前より発売。出発日が2013/3/31までは当日発売あり、4/1以降は前日までに購入が必須。
東京~伊豆急下田間を普通列車で往復したとしても7,560円かかりますから、確実にモトは取れます。バスを使うとオトク額はさらに広がります。
「踊り子南伊豆~」のときは特急指定席が使えたので、おのずと「踊り子」「スーパービュー踊り子」を使うことになりましたが、こちらは特急券別払いなので、普通列車でのんびり行ったり、グリーン車でゴージャスに行ったりと、行きかえりのバリエーションが楽しめるようになったのはいいんではないかと思います。
ただ有効期間2日は若干短いかな?週末のお手軽旅行には最適の1枚でしょう。
さて、今回はゆきは普通列車で。東京駅7:24発の伊東行き。そう、2013年3月のダイヤ改正まで「踊り子」用の185系が使用されていた列車です。
東京から西方面への乗りドク列車として18きっぷユーザーにもよく知られた列車でした。
既に置き換え情報が流れていたせいか、18きっぷ期間外にもかかわらず乗り収め乗車組でかなり込み合っていました。8割ぐらいの乗車率で発車。品川では座れない人も多数。
この普通列車は7両+5両の12両編成です。前より7両はオレンジと緑の現在の踊り子用色。
後ろ5両は、昭和56年に登場した当時の塗装だった緑色の斜めストライプのタイプでした。
根府川で特急追い越しのため長時間停車の間に撮影タイム。
伊東駅で後ろ5両を切り離し、7両で伊東駅に到着、その後接続の伊豆高原行きで伊豆高原に向かい。駅近くの伊豆高原の湯で汗を流してさっぱりしたあと、下田へ向かいました。
本日の最大の目的地は石廊崎。
「いろうざき」と呼ぶのは実は当日まで知らなかったというハズかしい話はおいといて、伊豆急下田から石廊崎行きのバスに揺られること約40分。
山の中の「石廊崎港口」が終点でした。そこから坂を少し下りると、入り江に遊覧船乗り場が。
遊覧船乗り場の脇の道を上がっていきます。
途中で謎の施設が。廃園になった植物園?の園内を突っ切っていきます。
調べると2003年に廃園になった石廊崎ジャングルパーク だそうで。
10年経過してるのに放置状態って、なんかあんまりイメージ良くない気がするんですが。
植物園を抜けるといよいよ石廊崎灯台が見えてきます。その向こうには太平洋が。
石廊崎灯台のさらに向こうの断崖絶壁に張り付くように石室神社 が。
境内には床下がシースルーになっているところもあり、なかなかスリリングです。
お参りのあと、いよいよ岬の先端へ。
右も前も左も太平洋というまさに岬の先端が体験できます。
(↓は画像サイズが大きいのでクリック時は注意)
岬の先端からはひっきりなしに漁船や貨物船が通るのが見えます。
しばし時が止まったかのように岬の先端でのんびりしていました。
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