特急「南風」には景色を絵画に見立てた「スケッチシート」なるものがありました。
今回は「南風22号」のスケッチシートと呼ばれるもので、マルス列車名は「南風スケッチ」列車名が通常の「南風」とは異なるため、南風が満席でもこちらが空いていることがありました。
この日は私と友人の2人のみの貸切状態。
スケッチシートとは、グリーン車普通車の合造車のうちの普通車をリニューアルしたもので、窓の景色を絵画に見立てて窓枠を額縁にしたものです。
座席はJR九州の「白いかもめ」ばりの革張りのシートを採用。ただし、従来のシートの生地を革張りにしているので、すわり心地はJR九州の白いかもめよりは上です。ホールド感もあるので、すべにくいです。
この「スケッチシート」鳴り物入りで登場した割にはあまり人気はでず、いつの間にかフェードアウトしか感があります。
まあ、窓枠を額縁と見立てるアイディアは悪くはないのですが、実際乗る側としたらそれがどーした、といったところなのでしょう。
現在も一般の南風の一部に混じってこのスケッチシートが入っているようです。
グリーン車との合造車なので指定席専用ですが、狙ってみてもいいかもしれません。
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