特急「くろしお30号」WESTERポイント超特典チケットレス・他

くろしお30号特急券

特急「くろしお30号」の超特典チケットレスです。チケットレス特急券の一つで、通常の特急券の20%のポイントで引き換えが可能です。少し前にも「こうのとり28号」で紹介したものと同じきっぷですので、詳細は割愛します。

特急「こうのとり28号」WESTERポイント超特典チケットレス
大阪~福知山・豊岡・城崎温泉を結ぶ特急「こうのとり28号」の特急券です。JR西日本では2025年10月13日まで、「くろしお」「こうのとり」「はまかぜ」「スーパーはくと」「まほろば」の各列車において、...

ただし、今回の実乗車区間は白浜~新大阪ではなく、海南~新大阪。実は「超特典チケットレス」は区間限定で、「くろしお」の設定区間は、新大阪・大阪~紀伊田辺・白浜・紀伊勝浦・新宮しかありません。
ならば通常の新大阪~海南の特典特急券・・・にすると、860P必要。超特典の新大阪~白浜の540Pより300ポイント以上必要になってしまいます。
さすがにこの差は無視できず、内方乗車は問題ないことを確認のうえ今回は白浜~海南を捨てて超特典チケットレスを購入しました。なんかもやもや感がありますが、こういうバーゲン商品を出すときはえてしてこういう逆転現象が起きるものです。

ちなみにWESTERポイントではなく、通常購入で海南~新大阪の最安はJ-WESTチケットレスの850円。これも考えたのですが、WESTERポイントがあまりがちでしたのでこちらを選択しています。

今回も乗車券は株主優待で購入しています。

乗車券

新宮から博多の乗車券。経路数が多いので120mm券となっています。

ただし、経路数が多いので120mm券となりました。120mm券は自動改札機が通れないのが難点です。今回は、新宮から松江に帰宅するきっぷと翌週に九州に旅行するきっぷを1枚につなげています。有効期間7日なのでこういう芸当が可能です。
しかし、改めて見ると行きの松江~新宮が株主優待で5000円なのに対し、帰りの新宮~松江~博多が株主優待で6600円。差額1600円で松江~博多間の乗車券が手に入ることを意味するわけで、遠距離逓減+株主優待のコンボは何度見ても強力ですね。

昼と夜でイメージが変わるリゾート特急

海南駅

海南駅で「WEST EXPRESS 銀河」と並ぶ「くろしお30号」上半身スカイブルーの元「オーシャンアロー」車です。

10/12の記事から続く)

「WEST EXPRESS 銀河」は海南で45分の大休止。自分はここで下車し、あとから追いかけてきた「くろしお30号」に乗車します。
車両は元「オーシャンアロー」に使用していた283系を使用。下半身白、上半身オーシャンブルーのいかにも軽快な装いは夜をイメージした「WEST EXPRESS 銀河」とは好対照です。

もっとも夜の「オーシャンアロー」の車内はわりと落ち着いた雰囲気。

283系車内

客室。JR西日本お得意の乳白色の照明ですが、天井の室内灯がダウンライトのみで、網棚下の照明が補助するという珍しいスタイル。このためかなり客室は暗め。

というのも、天井の照明が1列しかないダウンライトのみとなっているためです。このため夜間の走行ではかなり客室は暗めで、乳白色の照明とあいまってかなり落ち着いた雰囲気。
さすがにこれでは暗すぎるので、窓下に照明を出して座席に座っているときはそこまで感じさせないようにしています。

1990年代から2000年代初頭のJR西日本の特急型車両は、室内を暗めにしてスポット照明で補うという考え方の車両が多く、室内全体を明るくするという考え方が基本のJR東海の車両とは好対照でした。
現在はそこまで差異はなくなっているように見えます。

展望ラウンジ

3号車に設置された展望ラウンジ。全席海側を向いています。

3号車に設置された展望ラウンジ。全席海側を向いており、御丁寧にも山側の座席はハイデッキにして見やすくなっています。
定員を削ってまでこのようなフリースペースを設けた理由はわかりませんが、3号車に設置ということは急な車両変更にも対応できるようにするためなのでしょうか。

283系は6両編成と3両編成があり、3両編成を2本つないで6両で運行することがあります。この場合、3号車のフリースペースが運転台にあたります。要は急な車両変更でも座席変更を少なくするためのもの、とも言えなくもないです。

昼間は大海原を見ることができますが、夜は照明のせいかちょっとしたラウンジバーのような雰囲気(笑)

新大阪到着

新大阪駅到着。側面の「OCEAN ARROW」の文字はそのまま残されています。

やや遅れ気味の走行。日根野ではしばらく停車して後続の快速を先行させるという不思議なダイヤになっていましたが、熊取で抜き返し、以降は快調に飛ばします。

弁天町で万博帰りの大量の人を見ながら通過。新大阪もやや遅れ気味に到着です。

大阪万博の面影を

ひかり573号

ひかり573号の特急券。松江日着の最終列車です。

やくも29号

帰宅にはすっかりおなじみになってしまった「やくも29号」。

さて、松江に日着する最終は新大阪発20:20の「さくら573号」。一方「WEST EXPRESS 銀河」の新大阪着は20:21なので、ギリギリ間に合いません。
このあたりなんとかしてよと思いたくもなりますが、このために海南から「くろしお30号」でワープすることになってしまいました。

「くろしお30号」が新大阪到着後、多少時間があったので駅ナカを探索。万博終盤とあって、万博土産を抱えた人がいっぱいいます。
少々おなかが空いたので、カレーとおそらく万博期間限定と思われるミャクミャクソーダを購入。

ミャクミャクソーダ

ミャクミャクソーダ。ミャクミャクの特徴的な顔の周りの赤いアレをさくらんぼで見立てた感じ。車内では顔が崩れてしまってました(笑)

カレーが880円で、ソーダが800円というのはいささか理不尽な価格設定のようにも見えますが、万博の版権料でもかかっているんでしょうか(笑)

ミャクミャクの顔をさくらんぼで見立て、青いソーダの中に色とりどりのフルーツが入った一品。改めて見るとソーダではなくてフルーツポンチのほうが近いかな、だったら値段としてはそんなに高いとも言えないかな・・・
帰りの新幹線の車中でそんなこと考えてたら、うとうとしてしまい、岡山駅で降り遅れそうになってしまっていました(恥)

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