WESTERポイント全線フリーきっぷの旅、2列車目は新山口から広島までの「こだま848号」です。正直このあたりぎりぎりまで乗車列車に悩み、出発前日の2/14にようやく列車を指定しました。
ただ、これを見てちょっと気になることが・・・
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こだま848号の4号車。最後部座席に「*1」の注意書きが入り、注釈として「最後部・十分にリクライニングできない場合があります」との記載があります。でも最後尾は「特大荷物スペースつき座席」じゃなかったっけ?
同一の座席が「通常席」と「特大荷物スペース付座席」で両方指定ができる状態になっていました。これはびっくり、マルスって同一座席を二種類の席種で販売することが可能なのですね。
しかも通常席には「最後部・十分にリクライニングできない場合があります」との但し書きまであります。これは、後ろに荷物を置かれたらリクライニングしずらくなることを示しているのでしょう。
自分は荷物を持たなくても、隣席の人が大荷物を持って後ろに置かれたら自分もリクライニングしずらくなるということになるのでしょうか。
ただ、以前は「特大荷物スペース付座席」は、通常席とは分けられてたはず・・・。もしかして。
もしかして・・・と、今度は同じ「こだま848号」でも乗車日を2/15から翌日の2/16に変更。同様に通常席と、「特大荷物スペース付座席」両方を指定してみました。すると、通常席からは最後部の座席4席分が指定できなくなっています。じゃあ売れたのかというとそんなことはなく、「特大荷物スペース付座席」側にしっかり4席分残っていました。
ここから得られる結論はただ一つ。
運転前日になると「特大荷物スペース付座席」は通常席としても販売されるようになる。
少しでも空席なく走らせるように工夫されているんですね。
今回は「通常席」として購入しました。ただ発券してみると、席番の後ろに「特大荷物スペース付座席」を示す「S」の文字が。
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シートマップでは同一席を複数の席種で販売してましたが、発券してみるとフォーマットは「特大荷物スペース付座席」の様式に揃えられてしまうようです。
ここで券面が変わったらネタ的におもしろかったのですが、そこまでは変えられなかったようで。
置き換えが発表されたレールスター
(2/20の記事の続き)
新山口で新幹線ホームに上がると、発車案内がJR西日本標準のLEDから、フルカラーのLCDディスプレイに置き換えられていました。他駅では見なかったのですが、おそらくこれに順次置き換わっていくのではないかと思います。断然見やすくなってます。
やってきた「こだま848号」は700系での運転。かつての「ひかりRailSter」です。
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しかしながら、2000年に登場した「ひかりRailSter」用700系も、運転開始から既に25年が経過し、老朽化が進行していました。そしてついにN700系での置き換えが発表されました。
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とりあえず16編成あるレールスターの半分にあたる8編成が2029年までに置き換えとのことですが、残り8編成も遠からず置き換えの発表があるのではないかと思われます。
レールスターの指定席は新幹線普通車では破格の2×2となり横幅がゆったり。そして濃紺の配色と相まって非常に重厚な座席になっています。
実際は長期間の運用からかやや座布団ヘタれてきている部分はありますが、それでも今でも普通車の座席としては最上級の豪華さではないでしょうか。
(2/24の記事に続く)
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