「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた氷見)1号」指定券

べるもんた氷見1号指定券

相変わらず「べるもんた」のほうが先に出てしまう「ベル・モンターニュ・エ・メール1号」の指定券です。氷見線の列車は新高岡から氷見を結ぶ列車がメインですが、1号のみ砺波発となっており、富山平野と雨晴海岸を両方楽しめるおいしい列車となっています。券面は「べるもんた氷見」となっていますが、土曜中心に運行される高岡~城端間の列車は「べるもんた城端」と別れています。

雨の中の寿司列車

砺波駅

砺波駅。地方の柱上駅舎の典型となります。JR西日本としてはすっかり少なくなったみどりの窓口が営業中。

9/17の記事から続く)

WESTERポイント全線フリーきっぷ(全ポイント)の乗り鉄旅、第6走者は砺波からの「べるもんた1号」から2日目スタートです。砺波駅前のビジネスホテルから出て駅舎に上がるとみどりの窓口が営業中。

砺波駅入場券

思わず購入した砺波駅の入場券。女性駅員一人で窓口と改札をやっていました。

JR西日本のみどりの窓口は小駅についてはほぼ例外なく閉鎖する方針で、砺波駅もおそらく1~2年内にみどりの窓口廃止されるだろうなと思い、思わず購入。駅員が窓口と改札、そして駅構内放送を一人でやるのは地方の小駅あるあるですが、やはり負担は大きいようでみどりの窓口自体を廃止していく方向にあります。北陸地方はみどりの窓口の閉鎖がかなり遅れているようですが、おそらく1~2年の間に北陸新幹線以外のみどりの窓口は全廃していくと思われます。

しばらくすると、高岡方から「べるもんた」が入線。

砺波のべるもんた

砺波駅に入線した「べるもんた1号」1両で氷見に向かいます。

「べるもんた氷見1号」はだいたい5割ぐらいの客を乗せて砺波駅を発車。座席の10B席は立山連峰が見える席なのですが、どんよりとした天気で富山平野の向こうの立山連峰は見えません。

車内。

車内。奥に見えるのは寿司職人さんたち。寿司を握って車内に持ってくるのでなく、車内で寿司を握ります。このため発車前から予約分をせっせと握ります。

新高岡駅で残りの乗車があり、車内は満席に。そして高岡駅城端線ホームに到着。ここで氷見線ホームに転線します。転線については前回乗車時の記事で紹介しましたのでここでは省略。

「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた氷見)2号」指定席券
おそらく日本で一番正式名称が呼ばれない列車ダントツ一位はこの列車でしょう。 車内放送でも駅の案内放送でも、そしてきっぷも「べるもんた」で統一。おそらくこの列車をフルネームで言える人は中の人も含めてほと...

今回は乗車にあたって寿司の予約はしていなかったので、車内で「ぷち富山湾丼セット」を注文。お値段は3500円也。2023年乗車時より500円ほど値上げした模様。

高岡駅を発車すると、その富山湾丼が登場。

ぷち富山湾丼

ぷち富山湾丼は富山湾で取れた海の幸を中心にを惜しみなく載せています。「ぷち」と言いつつネタの量は結構あります。

ずわいがに、甘エビ、サワラ、サヨリ、ヒラメ、スルメイカなど、10種類ほどの海の幸が載せられています。3500円という価格と「ぷち」というネーミングがちょっと腰が引けてましたが、少なくともネタに関しては「ぷち」はいらないんじゃないかと。

伏木を過ぎると日本海が見えてきますが、前回乗車時と違い、どんよりと曇っていたので立山連峰は見えません。。。

海

前回と同じ方向に日本海と撮る。曇りだと残念無念。

雨晴駅

雨晴海岸への最寄り駅は「雨晴駅」しかし、この天気は「雨曇駅」にしか見えない。

前回乗車時は綺麗に晴れ渡り、雨晴海岸から対岸の立山連峰がくっきり見えたのですが、この日はどんよりと曇っており、立山連峰どころか対岸が全く見えません。。。もっとも立山連峰が見えるほうが珍しいらしく、前回乗車時は相当運が良かったみたいです。

雨晴駅を過ぎると終点の氷見はもうすぐです。

氷見駅

氷見駅に到着。折り返し「べるもんた2号」として新高岡に向かいます。

氷見での予定は実はあまり考えてませんでした。漠然とひみ番屋街に向かってもいいのですが、既に何度も行ったので新鮮味がありません。ならば・・・と氷見駅を出て、向かって右側に道を歩いていくことに。

(9/21の記事に続く。)

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