伊豆箱根鉄道の伊豆長岡駅発行、三島から小田原の自由席特急券です。特急「踊り子」のものです。2021年3月までは自由席があり、このように自由席特急券が販売されていました。
区間が三島→小田原となっていますが、「踊り子」に自由席があった頃は伊豆箱根鉄道線内は特急料金の設定がなかったため、このように特急券の発駅が三島となっています。当然ながら伊豆長岡駅では三島以外の発駅の特急券は基本的にありませんでした。
さらに三島駅はJR東海管轄のため、きっぷには「海」の文字が入っています。
なお、この自由席特急券は2021年3月の全車指定席化とともになくなっています。
伊豆長岡駅今昔(といっても10年しかたってませんが・・・)
きっぷの発行は2014年なので、2024年から数えて10年前。駅前写真を撮っていますが、2024年に撮った前回記事の写真と比べると、なんか野暮ったく田舎の拠点駅のような感じが。ただ建物の基礎は同じようで、真ん中のヤマザキYショップの看板あたりを今は棟上げしたようになっています。
たまたま写真を見つけて見比べてみましたが、たった10年でも大きく変わったんだなあと感じずにはいられませんでした。
10年前は当然ながら修善寺踊り子は185系で運転。
185系は現在もわずかながら残っていますが、やっぱりイラスト式ヘッドマークは美しい。最近JR北海道の車両が、幕式→フルカラーLEDを使ったのを除けば、列車名表示があってもLEDどまりで、写真映りがよろしくありませんが、この「踊り子」のイラストは自分は好みです。
特急「ニセコ号」特急券(2023年秋季運行分)
2023年9月に運行された臨時特急「ニセコ」の特急券です。北海道新幹線からの乗継割引が適用されており、料金が半額になっています。 毎年9月に恒例となった函館~札幌間を倶知安経由で運転する臨時特急ですが...
2014年当時は駿豆線内は「踊り子」は特急料金不要だったため、地元の人なども気軽に使っていました。ただ、本来は東京直通なので、東京行き「踊り子」は三島までの乗車を制限していた時期もあったようです。
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