特急「草津51号」特急券・グリーン券(湘南色)

草津51号特急券・グリーン券

前回に続いて特急「草津」の特急券になります。こちらは185系時代のもの。
ただし、この「草津51号」は新宿発になります。

新宿発着の特急「草津」は2010年前後に設定されており、それなりに乗車率は高かった記憶があったのですが、2016年以降は上野発に固定されていた気がします。(2023年の「草津・四万」化で東京発ができるようですが。)

この「草津51号」ですが、185系ですがなんと湘南色で運転されました。

特急「草津」185系

185系の特急「草津」。湘南色に塗られ、先頭には「草津」の矢羽型ヘッドマークが取り付けられました。

先頭には「50」のマークに「草津」と描かれた矢羽根式のヘッドマークが取り付けられていました。「50」は吾妻線の急行「草津」運転開始から50周年を記念しての数字になります。
矢羽根式は基本急行なんですが、湘南色といい、急行時代の「草津」をイメージしたものなんでしょうか。

このころ、185系の塗色変更が盛んにおこなわれ、その後、157系色に塗られた「あまぎ」なんかもありました。

特急「あまぎ」特急券・グリーン券
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「あまぎ」のときはグリーン車の緑帯がなかったのですが、こちらはしっかりと緑帯が入っています。

緑帯が入ったグリーン車

緑帯が入ったグリーン車。国鉄時代の153系165系などはグリーン車に帯が入っていました。

こうやって見ると、ますます165系に見えてきます。
もっとも外面だけで、乗ってしまえば通常の185系。ただし、グリーン車は実はかつての165系のグリーン車とあまり大差なかったりします。
車内は当然のごとく鉄道ファンでいっぱい、ってわけでもなく結構一般客も多かった印象です。
車内では記念品が配られ、ヘッドマークをかたどった円形うちわなどがありました。

ちなみにこの湘南色のヘッドマーク付「草津」は、2010年10/9、10の2日間のみの運転でしたが、湘南色の電車自体はこの後、しばらく「草津」をはじめ、「あかぎ」「水上」にも使われていました。

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