売り切れ間近の北海道LOVE!6日間周遊パス
10/10 からの一連の記事は「北海道LOVE!6日間周遊パス」を使用したものです。
最早詳細説明不要なお得なきっぷですが、JR北海道の在来線およびJRバス(札樽線を以外の高速路線を除く)が6日間乗り放題のフリーパスです。
本来の価格は24000円ですが、そのうち12000円を北海道の補助金を使用し、実質の発売額が12000円です。
12000円となると、札幌起点で函館、釧路、網走、稚内といった東西南北どこに行っても基本的にお得になり、複数個所行くともっとお得です。
また、一部の列車を除く指定席も4回まで利用可能で、道内の指定席券売機、もしくはみどりの窓口で座席指定可能です。座席指定を受けると★マークが入るのはJR東日本の特急指定席利用可能なフリーきっぷと同じ。
難点が前日までの発売であることおよびインターネット販売がないこと、そして補助金ありきのきっぷなので、発売枚数に制限があること。
このため、道外の人間にとっては道内の知人に取り寄せてもらう以外は、前日までに道内入りしてきっぷを購入することになります。
自分は前日に道内入りしてきっぷを購入、その日は1日散歩きっぷで、道央をぐるっと一周していました。
当然ですが売れ行きはすさまじく、2022年5月に発売分は8月まで発売予定だったものが7月上旬に補助金が尽きて発売終了になっています。
なお、2022年9月にも再発売され(こちらも後日掲載予定)、12月まで発売予定とのことですが、10/14現在、もうすぐ上限に達しそうとのこと。全国旅行割との併用できる幸運な人はそれほど多くないのではないのでしょうか。
(10/24追加)10/21 に完売したそうです。
「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」の発売終了について
(11/23追加)11/28に追加発売されることが決定しました。
初夏の流氷物語
さて、前回の記事からの続きです。
網走で投宿し、翌朝早朝に網走駅に着くと待っていたのは・・・?
「流氷物語号」用ラッピング車両でした。
「流氷物語号」は、機関車の老朽化で廃止された「流氷ノロッコ号」にかわる網走~知床斜里間の観光列車で、全車自由席。
流氷物語用にラッピングされた専用車が専ら使用されていましたが、流氷シーズン以外はこのように一般の列車として運転されます。
そもそも「流氷物語号」自体が、冬の流氷観光ツアーの一つとして組み込まれている節があり、「流氷ノロッコ」廃止で釧網本線のツアー利用者減を危惧した地元が駆り立てたようにも見えます。
車内は大きくは手を加えられてはいません。ただ、冬の「流氷物語号」で運用されるときは枕カバーが入ったりと多少変わるようです。まだ未乗なので、機会があれば。
釧路湿原と細岡展望台
さて、早朝の網走駅を出発し、釧網本線を南下します。
下車したのは釧路湿原駅。なぜか雨だったり霧だったりとすっきり晴れていた記憶がなく、ここまで綺麗に晴れ渡った釧路湿原は割と久しぶりなので降りてみました。
駅を降り、10分ほど歩くと「細岡ビジターズラウンジ」に着きます。
ここでは、釧路湿原の歴史や動植物といった知識が学べるほか、土産物や簡単な軽食も取れます。もうすぐ6月なのに暖炉ではストーブが燃え盛っているのはさすが道東。
ここでソフトクリームを頼むと、コーンの倍近いとぐろを巻いたソフトクリームを渡され、バランス悪いことこの上なし(→褒め言葉です。)
一息入れてさらに5分ほど歩くと細岡展望台に着きます。
晴れ渡った展望台は久しぶりで阿寒岳もはっきり見えました。
蛇行している釧路川もはっきりわかり、その先の湿原地帯の雄大さがわかるかと思います。
鉄道ではここまでが限界で、例えば釧路湿原の中に入るとかは反対側から入るしかなく、基本的に車利用になります。
一通り散策後、釧路湿原駅に戻りました。
(10/18の記事に続く)
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