株主優待で購入した、筒石~向日町の乗車券と、富山→京都間の「サンダーバード40号」の特急券・グリーン券です。いずれも半額になっています。
購入駅は筒石駅。筒石はマルスこそありませんが、POS端末が設置されている委託駅であり、ここではJR西日本の株主優待が利用できます。
POSで5割引の株主優待は発券できるものの、指定席がからむ特急券は発行できず、電話で指定を確保して料補で発券することになります。券面には株主優待を示す「西優5割65」のハンコが。株優のハンコは初めてみました。
さて、筒石は全国的にも有名なトンネル駅です。
通常利用客は通勤が数名、通学が10数人というどう考えても無人化してもおかしくない駅ですが、トンネルの安全のためなのか、常に2人の駅員が常駐しています。
直江津発富山行きに乗車。413系3両編成です。駅につくと、駅員がホームで安全確認。以前訪問したときはおじさん2人でしたが、今回はおじさんと女性の駅員になっていました。
駅ホームを出て階段を上がるとこのようなスロープになります。そこをてくてく歩くと・・・
このように階段が。灯りの先が地上ですが、なんだかはるか先のように見えます。ホームから駅舎までは5~10分程度かかります。通勤で使うと足が鍛えられそうです。
駅舎は駅というよりは鉱山の事務所みたいなただ住まい。初回訪問時からそれほど変わってませんが、いつの間にか観光用の看板が立てられていました。
で、こちらがホーム。直江津方面行きと、富山方面行きのホームが互い違いに配置されています。かなり暗いです。
気温は16度と少々寒いぐらい。真夏でもトンネル内はさほど上がらないそうです。
列車がトンネルに入ると、ドンという音と、猛烈な風が吹き抜けます。特に特急通過時は、凄まじい風が押し寄せます、このため、ホームにはベンチはなく、頑丈な扉で閉じられた待合室で待機することになります。それでもドアの隙間から漏れだす風はかなり強力です。
こちらは普通列車発車時のもの。これでも結構風は凄いです。
筒石駅では入場券やきっぷを買ってくれた観光客に入坑証明書を発行してくれます。
列車で来る人だけでなく、クルマできて入場券買ってホームに降りて観光客も多いとのこと。
北陸新幹線開通後はこの駅はどうなるかわかりませんが、少なくとも今のようなのんびりとした体制ではなくなるような気がします。(さすがに1日数十人の駅にコストをかけていられないでしょうし。)
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