開業10周年感謝・九州新幹線フリーきっぷ・他

20140319
開業10周年感謝・九州新幹線フリーきっぷです。
3/15に限り、九州新幹線(博多~鹿児島中央間)が乗り放題で10,000円です。平行する在来線にも乗れません。

価格:10,000円(子ども5,000円)
発売期間:2014年2月15日~2014年3月14日まで(前日まで発売・終了)
利用可能期間:2014年3月15日限定(終了)
利用:博多~鹿児島中央間の九州新幹線自由席が乗り放題。在来線利用不可。
備考:自由席専用。指定席、グリーン席は料金利用でも利用不可。

で、券面がなんかすごいことになっています。
九州新幹線以外の新幹線では、フリーきっぷ等で入場する際、印字はされるものの、3回か4回印字するとこれ以上印字されない仕様ですが、九州新幹線はどんどん印字されてしまい、しまいには券面全部が入出場の印字で埋まってしまいました(笑)
このきっぷの注意書きに「新幹線に8回以上御乗車時は有人改札をご利用ください。」とありますが、8回利用すると埋まってしまいます。
で9回目利用ですが、入場はできたものの、出場時に「印字数超過」というエラーで自動改札ではじかれてしまいました。
なんで8回なんだろうと思ったのですが、単純に印字スペースの関係なんですね。
ちなみに博多駅は、山陽新幹線仕様なので、印字数オーバーのきっぷを自動改札に突っ込んでも印字されずにそのまま通過できます。

さて、今回の新幹線乗り放題きっぷで何しようか当日まで考えてなかったのですが、中間駅全駅下車をすることにしました。
ルールとしては。

・諸事情により博多を11:30スタート、20:30までの9時間で博多に戻ってくる。
・博多/鹿児島中央以外の九州新幹線駅に下車する。
・下車駅の入場券を買う。
・駅舎の撮影をする。なお、駅舎は新幹線側の駅舎とする。(たとえば熊本は西口)

当初は簡単かなあと思ってたのですが、新八代など1時間に1本しかない駅を効率よくまわるには行ったり来たりが必要なこと。そして、行ったり来たりする際に、熊本駅の乗継時間がダイヤ改正で、かなり大きくなっており、ルート設定に困りました。とはいうものの、なんとかなりそうです。

で、昼前に博多をスタートです。

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【第1走者】博多11:47(つばめ323)新大牟田12:19

まずは、博多からつばめで新大牟田に向かいます。800系つばめはガラガラ。このきっぷ利用者でいっぱいと思ってたのですが肩透かしです。
大牟田駅は単独駅で昼間は片道あたり1時間に1本しか列車がきません。在来線時代の1時間3本に比べるとさびしい感じです。
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【第2走者】新大牟田12:28(つばめ322)久留米12:41

次につばめで久留米にバック。やってきたのは800系ですが、さくらラッピングを施されたスペシャルバージョンです。
久留米は流石にさくらが全列車停車することもあって、利用が多く見えました。
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【第3走者】久留米12:54(さくら551)川内13:49

久留米から今度は「さくら」で一気に川内まで下ります。久留米~川内を途中熊本のみ停車の速達便で、1時間を切るのはさすが新幹線。
なお、さくら551は新大阪始発なので、当然ながらN700系になります。
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【第4、5走者】川内14:08(さくら408)14:52熊本15:04(つばめ328)15:13新玉名

川内からは熊本まで各駅停車のさくら408で熊本まで、先はかなりのスピード感でしたが、さすがに各駅停車だとのろく感じます。さくら、つばめともども800系での運転。
新玉名は田んぼの中の駅ってな感じで、開発はまだまだこれからってなところでしょうか。
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【第6走者】新玉名15:25(つばめ529)15:34熊本

800系のつばめで、熊本へ。熊本で長時間の待ち合わせがあるのならば、それを入場券購入や駅舎撮影に充てようと、ここに熊本駅を入れてみました。
西口側に出るのは初めてですが、かなり静かな感じでクルマもそれほど多くありません。まあ普通は東口側に行きますよね。
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【第7走者】熊本15:59(さくら413)16:24新水俣

熊本からまたもや800系で新水俣へ。この列車、熊本からかなり込み合い、大量の立客が出てしまってました。しかし、新水俣についたころには混雑も解消しています。
新水俣からは時間帯的に「おれんじ食堂」が見えるはずでしたが、遅れているのか、やってきませんでした。
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【第8走者】新水俣16:39(さくら564)16:54新八代

新大阪行きのさくらはN700系。そうか、こんなところからも新大阪までいけるのね、と思うと少々感動したり。
新八代は、かつてのリレーつばめが停車していたホームは在来線の線路がはがされて新幹線用線路がひかれていました。もっとも保線機械等で使っているようで、旧リレーつばめホームに営業列車が入ることはないでしょう。
コンコースは大量のばんぺいゆが置かれ、かんきつ類の香りで充満していました。
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【第9走者】新八代17:11(さくら415)17:32出水

今度はN700系。しかし、2走前と違い、結構座席に余裕があったのはさすが2×3配置。
出水駅はやは りというか鶴がお出迎え。しかし、ここから連絡バスと船で2時間弱で天草・牛深に行けることを初めて知りました。三角経由よりよっぽど早いじゃん。今度使ってみよう。
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【第10走者】出水17:52(つばめ340)18:48筑後船小屋

つばめはデータイムは博多~熊本間の運転ですが、朝夕に博多~鹿児島中央の通し運転があります。つばめ340号もそんな列車のなかの一つで、一気に筑後船小屋まで北上します。
さすがにあたりは真っ暗でした。駅のまわりはいろいろ造成中。なんか綺麗な建物があるなあと思ったら「九州芸文館」という名前の施設。この時間でも開いており、博物館・・・ではなさそうだけど、いったいなんなのでしょうか。明るいときにもう一度行ってみようかと思います。
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【第11走者】筑後船小屋19:31(つばめ342)19:38新鳥栖

800系で隣の駅、新鳥栖へ。いよいよ中間駅全駅下車達成です。
新鳥栖駅は駅舎の外は出たことないのですが、案外何もないんですね。「さくら」全列車停車になりましたが、あくまでも長崎本線との乗り換えのための駅、ってなところでしょうか。
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【第12走者】新鳥栖19:47(さくら572)20:04博多

12本の列車で完全クリアです。
滞在時間9分だったりというかなり厳しい駅もあったんですが、意外とあっさりとクリアできるもんなんだなあ、というのが印象です。
もっとも福岡~佐賀~熊本~鹿児島にまたがって、1日でいったりきたりして乗ったり降りたりするのは、在来線時代では絶対マネできない芸当で、スピード、本数ともある新幹線ならではの遊び方ではないでしょうか。

 

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