2年前に廃止された越前・若狭ゾーンの周遊きっぷです。主に福井県がゾーンとなり、JR線のほか、えちぜん鉄道や京福バスが乗り降り自由となっています。
比較的京福バスのエリアが広く、永平寺や東尋坊、越前海岸などをめぐることができます。
この周遊きっぷを使ったために、行きは急行「能登」で出発として、時間の節約を図っています。
帰りについては敦賀から米原経由東海道新幹線ですが、都内を突き抜けて成田~我孫子~上野と回るルートになっているため、都区内で着駅を指定できず、「上野」と単独の駅扱いになっています。
これで601kmを越えるため、東海道新幹線を利用しても2割引きになります。
さて、福井鉄道訪問後は、福井から特急バス「永平寺ライナー」で永平寺山門へ直行です。
このバスもゾーン券で使用できます。専用の観光バスタイプで運行。
さすがに永平寺は山の中。2月の下旬は雪に閉ざされた境内です。
参拝客はまず大広間?でお坊さんのお話を聞き、それからお堂に案内されます。境内は意外と広いですが、お堂の中はひんやりとしてました。(ストーブあるので凍えることはないです。)
永平寺からバス、えちぜん鉄道を乗り継いで勝山へ。
勝山では「勝山左義長」まつりが行われていました。左義長まつり自体は結構日本全国で見ますが、ここはかなりの規模のようです。お囃子が市内のあちこちで建てられ、お囃子の上では、太鼓や笛など吹いてたり、踊っていたりしていました。
寒かったのですが、あちこちでぜんざいが振舞われてました。勝山左義長まつりは毎年2月の最終週の土日に開催されています。
勝山は恐竜が発掘されたことから「恐竜の町」として知られ、恐竜博物館などがあります。で、えちぜん鉄道の勝山駅前にもちゃんと恐竜がいました(笑)
で、その勝山駅には何やら駅弁が。
「えちぜん鉄道初の駅弁」として「恐竜のお話 鶏三昧弁当」が販売されていました。もともと北陸道の南条SAで売られてた弁当が、勝山駅でも売るようにしたそうです。1,500円。
容器の上になにやら恐竜のタマゴのようなドーム状の物体が。
あけてみると、中には恐竜のフィギュアが。フィギュアつき駅弁です(笑)
中身は「鶏三昧」というだけあって、鶏肉を使ったメニューがふんだんに。鶏そぼろご飯、鶏照り焼き、鶏肉団子といったあたり。卵焼きも一応鶏料理か。あとなぜか水羊羹も入っていました。
勝山から、えちぜん鉄道で永平寺口に戻り、今度は永平寺~東尋坊を結ぶバスのお世話に。こちらは一般の路線バスですが、山奥からいきなりがけっぷちにいくことができます。
○○の名所というありがたくない異名を持つ東尋坊ですが、冬の東尋坊は寒い、風が強い、そして波が荒い状況。正直あまり長居はしたくはなくなり、そそくさとみやげ物屋に引き上げました。
でも、これだけ巨大な柱状節理は日本ではあまり例はなく、そのスケールにはやっぱり圧倒されますね。
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