丸瀬布いこいの森、森林鉄道「雨宮21号」「DL機関車」乗車券

北海道丸瀬布のいこいの森で運転されているSL「雨宮21号」と続行運転されていたDL機関車の乗車券です。SLが500円、DLが300円です。記念きっぷタイプになっています。

旧丸瀬布町(現在の遠軽町)の保養施設「いこいの森」にはキャンプ場や温泉施設、博物館などがありますが、なんといっても目玉はこの森林鉄道のSL「雨宮21号」の動態保存です。
さて、このいこいの村へのアクセスはクルマがあれば比較的ラクですが、ない場合は大変。
1日3本の路線バスを使うしかありません。しかも朝晩についてもいこいの村がやっていませんから、事実上日帰り訪問に使えるのは、丸瀬布駅12:05発でいこいの村に着いて、いこいの村16:28発のバスで丸瀬布駅に戻る方法しかありません。
しかも札幌方面からだとオホーツク1号は丸瀬布通過、3号では間に合わないので、遠軽にいったん出て、オホーツク4号で丸瀬布に戻るしかありません。
(そんな距離に特急料金払いたくない向きには遠軽駅徒歩3分の遠軽バスセンターから丸瀬布行きの町営バスがあります。丸瀬布駅でいこいの村行に連絡しています。)

「雨宮21号」は園内の全長2kmの路線を客車2両を従えてトコトコ走ります。
観光用の遊具に見えますが、れっきとした本物の森林鉄道で使われてた機関車です。経済産業省の「近代化産業遺産群」にも指定されています。
客車も遊具用ではなく実際昔森林鉄道等で使われたものです。

今日はSLのほかにDLも運転されていました。
DLに石炭や丸太を運ぶ貨車のほかに客車が1両つながっています。こちらがDL機関車用の乗車券で乗るほうです。

SLは大体30分に一本(お昼に休憩時間帯あり)、DLはSLの3分後に発車する続行運転の形態をとっています。なおDLの運転時間は11時~2時までとSLに比べると短いのに注意。

SL雨宮21号の客車車内はこちら。
結構小さいです。まさに森林鉄道です。客車から機関士の石炭の投炭状況がひとめでわかります。

こちらはDL機関車の客車の内部。この車両の後ろに丸太を積んだ貨車がぶら下がっています。

車庫にほうに向かうと車両が放置展示されています。手前の涼しそうなトロッコは夏場に雨宮21号に連結されるそうです。

いこいの森のSL「雨宮21号」の駅から徒歩3分のところに温浴施設「やまびこ」があります。石炭で汚れた体はここで洗い流しました。

なお、最後にSL「雨宮21号」とSLの動画をつけます。

やはり風が強くて風切り音を拾い捲っていますが、オヒマならどうぞ。

コメント

  1. 上州 より:

    台湾・溪湖のさとうきびトロッコ列車を想起しました。来年早々台湾の未乗区間を走破されるとのことですが各地に点在するトロッコ列車もお忘れなく!(今のうちです)

  2. ぱーぱー より:

    そういや飛行機だけとって台湾の予定立ててなかった。。。
    これから考えます(笑)

  3. 上州 より:

    因みに台湾のトロッコ列車は平日ウヤです。ぜひどうぞ!

  4. 上州 より:

    あけましておめでとうございます。
    まもなく台湾出発ですね。小生は羽田発です。
    台鉄未乗区間乗車とのことですが今日から運行再開の深澳線には乗車されますか?

  5. ぱーぱー より:

    一応平渓線の時間を調整して深澳線も乗る予定です。
    ただ訪問日が月曜で、博物館が休館なのが残念。
    まあ空いてるでしょうが。

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