「みずうみ703号」バス指定券

20111025
青森から十和田湖へは国鉄時代から「みずうみ号」として、青森から十和田湖(休屋)まで国鉄~JRバスが運行してきました。このみずうみ号は冬季は豪雪となり、通行止めになってしまうために運休となっていました。

しかし、近年は除雪が進んだため、青森から十和田湖へいく冬季のルートが設定されるようになり、冬季にも「みずうみ号」が運転されるようになっています。
20111025_2 冬季の「みずうみ号」は「東八甲田ルート」と呼ばれ、春~秋のルートとは少々異なります。
具体的には谷地温泉~酸ヶ湯温泉のルートが、八甲田山の西である猿倉沢~笠松峠ではなく、冬季も除雪されている八甲田山の東側のクダリ沼~田代平を経由するところが違います。

なお、酸ヶ湯温泉付近は折り返し走行となり、距離がのびるほか、冬季は雪道走行となり、スピードが出ないため春~秋ダイヤに比べて、全線で1時間以上所要時間がかかるダイヤとなっています。
20111025_3 というわけで14時定刻に十和田湖を出発。
客は2人。シーズンオフだとこんなもんです。

すっかり落葉して冬の装いになった奥入瀬渓流沿いを通過します。
何度もここは通ったことはありますが、やっぱここの景色はいいですね。
十和田湖温泉郷を通過して、第一の休憩地点、蔦温泉に到着。ここで20分の休憩です。というか早着したので20分の時間調整を兼ねた休憩というのが正しいのですが・・・

適当に散策をして再びバスに乗車していよいよ八甲田山の東側を走ります。
進行方向左手に八甲田山というのはちょっと新鮮。
しかし、あちらこちらで冬季通行止めの看板の道を発見。この田代平ルートが青森~十和田を直接結ぶ唯一のルートであることを感じさせました。

酸ヶ湯温泉に到着。よく冬の積雪情報で上位の常連になっているところです。
ここで45分の大休止。路線バスでここまでの大休止は初めての経験です。
20111025_4 タネを明かすと、この八甲田東ルートは雪道走行が基本のダイヤが組まれていますが、あいにくこの日は雪がないので、どんどん早着してしまうのですよね。
このため、蔦温泉でもそうでしたが、えらく長時間な休憩兼時間調整が発生してしまうのでした。

45分も停車するならば一風呂・・・ということへ、そのまま酸ヶ湯温泉へ直行。
まさか入れるとは思ってもなかったのですが(笑)
酸ヶ湯からもガラガラのまま青森駅へ。この先はロープウェイ乗り場しか停車せず、そこから先は青森駅までンストップです。
どうせ早着するんだろうなぁ・・・と思ってたら案の定20分近い早着ですっかり日が暮れた青森駅に到着しました。

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「「みずうみ703号」バス指定券」への2件のフィードバック

  1. JR東日本が発売している「北東北・函館フリー乗車券」では、この「みずうみ号」を含む青森~十和田湖~八戸間がフリー乗車区間になっていますね!
    私が酸ケ湯温泉の千人風呂に入った時は、やたらイチャイチャしたカップルに目を当てられました(笑)

  2. 千人風呂は混浴ですが一応エリアが分かれてたような・・・
    バカップルには関係なさそうですが(笑)

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