直江津を中心として糸魚川、柿崎、長野などが乗り放題となる上越・長野パスです。
□価格:1,900円(子ども:950円)
□発売期間:2011/06/23~11/5
□利用可能期間:2011/07/23~11/6
□有効期間:1日間
□フリー区間:信越本線長野~直江津~柿崎間、北陸本線直江津~市振間の普通列車。
□発売箇所:フリー区間内の主なみどりの窓口、沿線の主な旅行会社
□備考:前日まで発売。当日発売不可。
ホリデーパス系としては珍しいJR2社またがりのフリーきっぷです。
当日発売不可なのはJR西日本系のフリーきっぷの特徴がでてしまっているということでしょうか?
えちごツーデーパス なんかと比べると割安感は薄く、一見あまりお得ではないように見えますが、フリーエリアは案外広く、長野~直江津で往復2,560円、直江津~糸魚川往復でも往復1,300円です。
この日は長野から親不知に向かってみました。
長野からは直江津までは普通「妙高1号」で出発。意外と妙高高原あたりは山深く、かなりの難所です。
そして二本木は数少なくなった電化区間でのスイッチバック駅。駅名票の次駅表示が特徴的ですね。
待っていたのは457系国鉄急行型電車。
今や全国のJRで国鉄型急行型の定期運用はこの北陸地区のみとなってしまいました。
特急「はくたか」がかっとばす北陸本線は線路状態もよく、軽快に飛ばします・・・雨が降ってきたぞ。
糸魚川ではかなりの雨、そして、目的地の親不知では、どしゃぶりの雨になっていました。
親不知は、飛騨山地が海に侵食された断崖絶壁の地で、越中~越後の最大の難所といえる箇所です。
北陸本線はここをトンネルで抜けていますが、国道8号線や北陸自動車道は大胆にも海の上に道を作って通しています。
そんな海の上を走る国道や北陸自動車道を望む位置にこの親不知駅がひっそりあります。
本当はここから道の駅「親不知ピアパーク」に向かう予定だったのですが、雨が凄まじく、3分もあるくとズボンが完全にびしょぬれになってしまったのであきらめ、駅周辺をうろうろして切り上げました。
とは行っても駅前に店の一軒もありません。
雨はさらに激しくなり、外に出歩くのも困難な状況。
こうなると今度は「運転見合わせ」が頭の中をよぎりましたが、帰りの直江津行きは定刻どおりで、やってきたときにはほっとしたものです。
コメント
直江津での北陸・信越本線の接続が取られているので
使い勝手は悪くないきっぷです。
10月22日にスタンプラリーで利用しましたが、黒姫駅周辺は
撮り鉄さんがすごかったですね。
「信越線紀行号」の指定席取っておくべきでした。
黒姫付近のサミット部分は結構見ごたえありますしね。
直江津の接続は悪くないときと、数分前にお見送りするダイヤが混じっており、
特急優先で、なるべく普通もそろえようとしたのかな、と思います。