寝台特急あけぼのは東北新幹線新青森延伸後も、上野から上越~羽越~奥羽本線経由で秋田・青森を結んでいます。
ところが7月末の集中豪雨で、新潟県の交通機関が致命的なダメージを喰らい、新潟県を経由する「あけぼの」も長期運休を余儀なくされました。
最後まで上越線が8/12まで不通として残りましたが、お盆期間中に不通とするのはさすがに問題と思ったのか、8/10~8/12の3日間に限り、「あけぼの」を東北本線~北上線~奥羽線経由で運転することになりました。
そのときのB寝台券です。一人用個室B寝台「ソロ」になります。
今回は秋田から上野まで乗車しました。
通常でしたら、秋田から羽越本線を南下しますが、今回は秋田で機関車交換。
EF81電気機関車から、DE10ディーゼル機関車の重連に交換です。
北上線が非電化なので、このような機関車交換が行われましたが、珍しいDE10重連のブルートレインになりました。
秋田から迂回区間の奥羽線に入ります。途中大曲と横手で客扱いがありました。通常は停車しない駅ですが、今回特急券・寝台券は秋田発で発券するという特例があったようです。
横手からいよいよ北上線へ。
月明かりに浮かぶ川や湖が幻想的でした。個室の場合、部屋を完全消灯することができるので、この月明かりが非常に明るく感じられたものです。
北上から機関車が交換され、一路上野に向かいます。
北上からは普段は「北斗星」などの牽引に使われるEF510電気機関車が使用されましたが、これも「あけぼの」では普段使われない組み合わせだけに新鮮でした。
なおDE10/EF510ともにヘッドマークはなしのままで運転だったので、やや被写体的にはイマイチだったかも。
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