JR東日本は落ち込んでいる東北方面の需要喚起からか、2011年のお盆を除く夏休み期間中に、えきねっと専用の「お先にトクだ値」を東北・山形・秋田新幹線方面に設定しました。
７日前までに購入しないといけないという条件はありますが、その他の使用条件は通常の「トクだ値」と同じ。割引額は通常の「トクだ値」よりも高く、最大50％引きとなりました。
□価格：6,340円（上野～仙台普通車用トクだ値40、区間・設備・列車によって値段は異なる）
□発売期間：2011/07/01から2011/08/24まで（終了）
□利用可能期間：2011/08/01から2011/08/31まで（終了）
（利用日の一ヶ月前から7日前まで発売）
□有効期間：指定された列車のみ有効
□効力：東京～山形・新青森・秋田間のうちの指定区間の指定列車のみ有効
□発売箇所：えきねっと専用（会員制）
□備考：座席数に制限あり、きっぷ引取り後の変更不可。
今回使った列車は「やまびこ262号」です。
残念ながら50％引きの列車は時間がうまくあわずに、40％引きの列車になりました。やまびこ自由席片道きっぷほどではありませんが、それでも十分安いと思います。
券面上は通常のトクだ値とあまり変わらず、割引率だけが違うのみとなっています。
このやまびこ262号は、「はやて」+「こまち」のE2+E3系の16両編成で仙台から東京を結んでいます。
夕方の東京方面に向かうのに便利な列車ですが、グリーン車が2両、普通車指定席が3両、自由席が11両という極端に自由席が多い構成となっています。
指定された10号車はなんと満席。
おそらく「トクだ値」組がほとんどなんでしょう。ちらりと前後の自由席を確認すると、特にこまち編成の自由席はガラガラ。14～16号車は各車両数人という体たらくです。
ここまで極端に人口密度が違うと、もう少し上手に指定席配分できるのに・・・と思います。
逆に自由席狙いの人は、東京着もちょうどいい感じの「やまびこ262号」は文句なしにオススメの列車でしょう。
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