快速「SL会津只見新緑号」指定席券

出社予定が休みとなり、1日空いたので、何かないかなあとあたってみたら、「SL会津只見新緑号」に空席があったので、急遽会津まで出撃することになりました。

只見線のSLは2001年から毎年春と秋、たまに夏と冬に真岡鉄道からC11蒸気機関車を借り入れて運転しています。
客車は旧型客車がメインで使われます。

この日のSL会津只見新緑号は、蒸気機関車に旧型客車3両の組成。
指定された3号車には、スハフ32という戦前製の最古参の客車でした。
座席1列に窓1枚という小窓で、いかにも古めかしく、人気のある客車です。

座席は8割がた埋まった状態で会津若松を出発、定番のSLとあって、家族連れが中心です。
しばらくは会津盆地を淡々と進みますが、会津坂下からいよいよ山間部に入ります。
坂も険しくなり、ドラフトの音が響きます。

只見線は会津坂下~只見間は短いトンネルが絶え間なく続きます。この日は好天に恵まれたこともあって、空調も扇風機もない旧型客車ではそこかしこで窓が開いていましたが、トンネルに張ると一斉に窓が閉まります。
SLなので煤煙が車中に入ってくるためです。トンネルを出たり入ったりするたびに窓を開け閉めするのは、SLの旅らしいですね。

只見川沿いのすばらしい景色を走行することもあって、沿線ではカメラの砲列が。
青春18きっぷのポスターにもなり、東日本で一番美しい橋の景色と言われる只見川第一橋梁には特にたくさんのカメラの砲列が並んでいました。
パトカーも出動していましたが・・・

定番とはいえ、運転日数の少ない只見線のSLはやはり注目度は非常に高いようです。
特に只見線のロケーションから被写体は他のSLに比べてもきわめて多い感じがしました。

【お・ま・け】

沿線の停車駅では比較的長時間停車が多く、地元の人の歓迎セレモニーや物産展・販売、振る舞い酒等がありますが、目についたのがコレ。「白娘隊」(びゃっこたい???)

帰りの会津柳津駅の停車中に購入したもので。会津米ひとめぼれを使った「白娘隊」。
「娘子隊」が由来で、女子大生が描いたというイラストが目を引きます。
通常は柳津町の道の駅などで販売しているそうです。
普通においしくいただきました。

しかし、萌えブームはこんなところにも来ているんですなあ。

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