網走から旭川までは「オホーツク4号」での旅路です。
この日は台風並みの低気圧が北海道を通過し、大荒れの天気になることが予想されました。
どうも私はこういう荒れた天気に好かれやすいようです。
（その割には何百回と乗ってる飛行機の欠航とかには縁がないのですが。。。）
この日は網走は前日雪が降ったものの、さほど積もってなくて一安心。
ただ、札幌方面や本州ではかなりすごいことになっているようで、これから先が心配です。
とりあえずガラガラの状態で網走を発車。
出発するとすぐ車窓に網走湖が見えます。
3月も下旬ですが全面結氷しているようで、あちらこちらで氷上のテントが。
一度私もワカサギ釣りのついでに湖上で泊まったことがありますが、案外快適なものでした。
北見ではさすがに大量の乗車が。さすが中心都市です。ニュースを見ると既に低気圧の中心は札幌地区に来ているようで、昨日乗った新得近辺が強風で運休。千歳線も架線にビニールがひっかかって運休と既に壊滅状態のようです。今後が少し心配に。
ところが北見を過ぎると天気はどんどん晴れていきました。
沿線ではエゾシカの大群や民家のゴミ漁りをしているキタキツネに遭遇。なかなか面白いです。
上白滝～上川間の秘境地帯を越えるとさすがに曇ってきました。
上川駅では待っていた客が風をさえぎるようなしぐさをしており、相当風が強そうです。
上川を出発するとさらに風が強くなり、途中で見えた煙突の煙がほぼ真横にたなびいています。
途中旭岡駅でオホーツク3号と交換。時刻表で確認するとオホーツク3号は2時間以上の遅れが発生している模様。札幌近辺は相当厳しいようです。
さすがにこの列車も遅れだし、旭川駅には6分遅れで到着しました。
旭川の駅前を散策しようと駅から歩行者天国に行こうとすると、駅前の道で強烈な風を受け、まともに前進できません。あちこちで物が舞い上がっていました。
完全に横殴りの雪が容赦なく顔に突き刺さり、痛いです。
この日、旭川市では13：11に観測史上最高となる最大瞬間風速34.1mを記録。
ほとんど台風並みの風でした。
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