こちらは1日券です。
2300円でもちろん留萌~豊富往復すれば大幅にモトが取れますが、それだと乗りっぱなしになってしまいます。
というわけで、前日で飛行機で稚内入りし、幌延に泊まって翌日朝からこのきっぷを使いました。
空路稚内入りするのは何度かありますが、稚内便の特典はやはり空から見る利尻富士でしょうか。
この日の利尻富士は頂上に雲がかかっていたものの、その美しい稜線ははっきり見えました。
翌日幌延から快速旭川行きに乗車。
この便は旭川から留萌市内を通って旭川に向かう便で、このきっぷでは留萌十字街まで利用できます。
普通便に比べると30分ほど早く留萌に到着できます。
普通便は結構お古のバスが多いですが、この快速旭川行きはトイレ付新車が割り当てられているようで、ピカピカでした。
留萌で今年の分の筋子を購入。普段よりやや高く、キロあたり200円で5キロほど購入。
その後に増毛行きのバスに乗りました。
増毛で最近名物になりつつあり酒粕ラーメンを賞味。
酒粕の味はさほどしませんが、ほのかにかおる酒粕の香りが食欲をそそります。
その後、増毛から雄冬まで移動。
ここは沿岸バスのローカル便が1日3本と、沿岸バスの特急バスが1本、あとは中央バスの日本海るもい号が1日1本ぐらいです。
雄冬の前後はまさに断崖絶壁で、オロロンラインも崖にへばりつくように走り、さらにトンネルでぶち抜く箇所も多く、厳しさを感じさせます。
それもそのはず、このオロロンラインの新道が開通するまでは雄冬は陸の孤島として、増毛から船にたどり着くところとして全国にその名を知られていました。
雄冬では雄冬岬展望台へ。
ここでは雄冬の海岸が一望できます。
こうやって見ると、崖が海にせり出しているように見え、雄冬の前後は非常に厳しいことがよくわかります。
雄冬のバス停に戻り、北海道中央バスの日本海るもい号で札幌へ。このバスは萌えっ子フリーきっぷは使えないので別払いですが、北海道中央バスのバスカードが使えました。
日本海るもい号は札幌と留萌を日本海側経由で結ぶ路線で、やってきたのは元都営バス。まさか都内で大量の通勤客を載せたバスが、札幌から留萌まで延々150kmのロングランやってるとはちょっと想像できまい(笑)
日本海岸沿いを南下。途中で夕刻を迎え、日本海に沈む夕陽を見ながらのバス旅はなかなかいいものがあります。
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