かつて近鉄は大阪・名古屋から湯ノ山温泉へ直通特急を運転し、「湯ノ山特急」として親しまれてきましたが、利用客の減少で最後には湯ノ山線(四日市~湯ノ山温泉)内の区間特急となり、2004年にとうとう廃止されました。
しかし御在所ロープウェイ開通50周年と、鈴鹿国定公園選定40周年を記念して2008年夏に久しぶりに名古屋~四日市~湯ノ山温泉で湯ノ山特急が復活しました。
今回はそのときの特急券です。近鉄の特急は乗り継いでも特急料金を通算するのが基本となっており、このように京都からだと大和八木、近鉄四日市と2回乗継の特急券となりました。
近鉄は乗り換えの際でもなるべく同じ号車になるように調整されます。
さて、湯ノ山特急はわずか2両の短編成で四日市~湯ノ山温泉をノンストップで走ります。ノンストップとは行ってもやはりローカル線ゆえにスピードはあまりあがらず、のんびりと走ります。
湯ノ山温泉はこれ以上進むと山の中、というところにあり、ここから先はバスに乗って温泉街へ向かいます。
湯ノ山温泉自体かなり坂だらけのところにあり(そりゃ山沿いだし)、真夏の暑さもあって街中を歩くのは結構大変です。
コメント
難波発の湯ノ山温泉行きといえば、9時30分と13時30分の時代が思い出されます。四日市が高架になって白子で分割併合していましった。
これで吉野や生駒から、伊勢中川乗換えとなると5列車にになるのですが、現行仕様では発券できたでしょうか。
5列車接続は現行では手書きだった気がします。
ただシステムに組み込むほどの需要があるかどうか甚だ疑問ですが。。。