特急「旭山動物園号」指定券

20070805

日本最北の動物園として、そしてユニークな動物展示が評判を呼び、いまや「日本で一番有名な動物園」となりつつある、旭山動物園へのアクセスのための列車として、今年4月に登場した「旭山動物園号」です。

20070805_2車体には、元旭山動物園の飼育係で今は絵本作家になっているあべ弘士さんのイラストが描かれています。
(旭山動物園で売られているお土産や絵本にも彼の作品が見られます。)

キハ183系気動車4両編成で、旭川方から「ホッキョクグマ号」「ライオン号」「チンパンジー号」「ペンギン号」と名づけられ、それぞれイラストが描かれています。

全車指定席ですが、1号車には、フリースペースである「モグモグコーナー」があります。子ども向けのフリースペースで、絵本や動物のビデオの放映などが行われています。

車内の座席はほぼ原型を保っており、「ライラック」781系でも見られる国鉄時代の簡易リクライニングシート。
「スーパーホワイトアロー」のuシートなんかと比べると明らかに格下な感じはしますが、枕カバーに動物のイラストが描かれていたり、座席背面に豆知識コーナーがあったりと、工夫されています。

20070805_3 一番人気はなんといってもハグハグチェアー。
車両の端の座席に巨大な動物のかぶりもの(?)をかぶせたシートで、ここはフリースペースとなっています。
もっともここは記念撮影コーナーとして大人気で、入れ替わり立ちかわり、記念写真を撮るひとが多数いました。

車内は小さな子どもを連れた家族連れが多いです。
まあ動物園ですから当然といえば当然ですが、ターゲットにうまくマッチした列車ではないかと思います。

コメント

  1. かちがらす より:

    8/14旭川駅でSWAやすずらんを撮影していたら一番ホームから大量の親子連れが旭山動物園号から出てきました。盛況でなによりでした。車外から見学しましたがハグハグハグハグチェアー見ていて愉しいですね。現在ツインクルバス旭川.美瑛早回り号(千円)が期間限定で運行してるので更に魅力的ですね。旭山動物園きっぷ入園券と往復バス代往復特急自由席込みで札幌発着5千円,新千歳空港発着(札幌駅途中下車可)で7500円と組み合わせればいい思い出が出来そうですね。
    SWA:スーパーホワイトアロー(噂通りかっこいい!!でした)