特急「北斗星4号」特急券・A寝台券(ロイヤル)

20070721

北斗星4号の「ロイヤル」の特急券・寝台券です。

北斗星は青函トンネル開通と同時に運転を開始した寝台特急で、豪華な食堂車や寝台が話題になりましたが、その頂点にあるのがこの「ロイヤル」です。
登場からかなりたっていますが、それでも多客期にはなかなか指定が取れない列車でもあります。

20070721_2 京都の人間にとっては北斗星に乗る機会はあまりないのですが、(トワイライトエクスプレスのほうが乗車機会は多いです。)
今回は「夏の三連休パス」との組み合わせで乗車することにしました。

北斗星は現在定期2往復が運転されていますが、1,2号がJR北海道車、3,4号がJR東日本車で運転されています。
ロイヤルの内装も北海道車と東日本車では多少ことなり、北海道は富良野をイメージしたステラリウムという仕組みがありますが、東日本車はそういう凝ったしかけはない代わりに全般的に木をイメージしたシックな装いになっています。
また東日本車の個室はカードキーとなっており、記念に持ち帰ることもできます。
テレビも設置されていますが、15インチの液晶テレビになっていました。

20070721_3 北斗星のロイヤルにはウェルカムドリンクサービスがあります。
小樽ワインのハーフボトル、ニッカウィスキーのミニチュアボトル、缶のお茶、それから水割り用の水(?)に氷です。一人が一晩過ごすにはあまりにも多い気がしないでもありませんが、実は私このことを忘れていて乗車前にしこたま飲み物を買い込んでいたのでえらいことに(笑)

このほか、モーニングコーヒーと新聞のデリバリーサービスがあります。
また食堂車への電話もあり、ルームサービスも可能です。

朝起きると仙台でした。
この日は台風4号接近で大雨。すでに首都圏ではこの時点で長距離列車の運休が相次いで発表されていましたが、北斗星4号は順調に昼前に上野駅に到着しました。
ずっと雨でしたので景色はどうしようもありませんが、函館は寒かったのに上野は不快指数100%のむっとした感じ。さすが寝台特急といったところでしょうか。

なお、今回の「ロイヤル」はJR西日本電話予約サービス(5489)で予約しましたが、通常、5489の引き取りが可能なJR西日本の「みどりの券売機」(JR東日本の「指定席券売機」に相当)では引き取りはできず、
みどりの窓口での発券になりました。
個室寝台は「みどりの券売機」が対応していないからのようです。

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