1年に一回、国公立の2次試験の日に運転される臨時特急です。
かつては鳥取大学前始発だったこともありますが、最近は鳥取駅始発になっています。
また、大阪行きのみの運転で、鳥取行きはありません。
車両は「スーパーはくと」で使用されている智頭急行のHOT7000ですが、3両編成と短く、グリーン車はありません。
また全車指定でグリーン車・自由席車はありません。
通常の「スーパーはくと」よりも時間がかかるのは臨時特急の宿命でしょうか。
客層は、受験生が大半・・・なわけがなく、観光客と受験生が半々といった感じでしょうか。
そもそもこの「ビクトリーはくと」の直前に「スーパーはくと12号」が走っていますが、この列車が早々と満席になってしまうため、この「ビクトリーはくと」が設定されているのが真相のようです。
実際鳥取駅では特急券を求める長蛇の列ができましたが、当然のごとく満席で、スーパーはくと12号は自由席にすさまじいまでの乗客を満載して出発していきました。
受験需要と行楽帰り(カニ帰り)が重なってしまい、毎年臨時列車を仕立てる状態になってしまっているようです。
なお、特急券はJR西日本の株主優待で5割引になっていますが、智頭急行は当然割引が利きませんから、JR線部分の特急料金を半額にして智頭急行部分の特急料金を加算する形になっています。
コメント
この列車を時刻表で見るたびに思うのですが、自分が受験生だとして、指定席を申し込んで満席だったら嫌だなぁと。なんか試験でビクトリーできない気が・・・。
逆に指定が取れたらビクトリー(勝利)ということでお守り代わりにしてもいいかもしれませんね。
今頃結果が出ているでしょうが、無事サクラサクのでしょうか・・・?