寝台電車「サンライズ出雲」のソロの特急券・寝台券です。
大阪から東京への夜行にはこのほかに寝台急行「銀河」もありますが、こちらは夜0時過ぎと遅いです。それでも当日は大阪からそこそこの乗車がありました。
この電車は285系「サンライズエクスプレス」と呼ばれ、特急券のみで乗れる「ノビノビカーペット」以外はすべて個室寝台という列車です。
きっぷはかなり特徴的で列車名が「サンライズ出雲ソロ」という寝台種別が入った表記。これは、サンライズエクスプレスには一人用個室が3種類あることに起因します。
「サンライズ出雲」と列車名のみなのは「シングルツイン」(9,170円)
「サンライズ出雲シングル」となっているのは「シングル」(7,350円)
そして「サンライズ出雲ソロ」となっているのは「ソロ」(6,300円)になります。
(カッコ内は寝台料金)
ソロは一人用個室の中でも一番安いですが、上段部屋、下段部屋の上下2段式となっており、やや窮屈です。
もっとも大阪→東京の乗車時間では、ほぼ「寝るだけ」なので、あまり気になりません。
ソロの上段は窓が天井に大きく湾曲しており、仰向けに寝て電気をすべて消すと、真上に星を見ることができます。これはなかなかいいものです。
ソロの6,300円は開放式B寝台と同じ価格ですが、これに乗ってしまうと、6,300円払って開放式B寝台に乗るのがばからしくなってきますね。
なお、サンライズエクスプレスにはシャワーがついており、B寝台の客は310円也を払ってシャワーを浴びることができます。
さすがに新型車両だけあって非常に清潔。リンスインシャンプー、ボディソープ完備。しかも他の人も使うためにシャワー室を洗浄する機能まであり、他のブルートレインについているシャワー室とは一線を画しています。
ただ、この日は水温が26度までしか上がらず、これでは風邪ひいてしまいますので、今回はあきらめました。
もうガタがきているのでしょうか・・・?
コメント
漫才コンビの「アメリカザリガニ」の平井さんが、
大阪から東京へ戻る時に
サンライズの大阪→東京A個室をよく利用するそうです。
ホテルで朝早くに起きて
早朝の「のぞみ」で帰るよりゆっくりでき、
とても快適だ、という理由からだそうです。