上野~札幌間を結ぶ臨時寝台特急「エルム」の寝台指定券です。
はなたび北海道フリーきっぷ の渡道の足として利用しました。
はなたび北海道フリーきっぷの弱点は有効期間が出発から5日間と短いところですが、この臨時寝台特急「エルム」の仙台発は0:03発。つまりフリーきっぷの有効期間を最大限に引き出せる貴重な列車です。
ただし運転日が極端に少なく、今年の夏の運転日は上野発8/10,8/12の2日間(札幌発はその翌日)のみでした。
さてこの「エルム」ですが、同じ区間を走る北斗星が食堂車連結、個室も連結とかなり華やかな編成ですが、このエルムについては、開放式寝台ばかりの10両編成。食堂車どころかロビーカー、シャワーもなく、格落ちの間は否めません。
車内販売も自動販売機もないため、下手すると車内で飢えに苦しむことになります。
もっとも今回の利用は仙台~函館間。ほぼ寝るだけで他に用はありませんから特に気になりませんでした。
機関車は仙台発車時が上の写真、青森信号場で別の電気機関車に付け替えたのち、函館からは下の写真のようなディーゼル機関車に引かれて北の大地を走行するようになります。
写真上の機関車は「カシオペア」専用機関車のような気もしますが・・・(すみません、東日本の車両はあまり詳しくありません。)
専用のヘッドマークが用意されています。「エルム」とはELMと記述されるとおり、ニレ科の落葉高木のことさし、ヘッドマークにもそれが描かれています。
北大にいくといくらでも見られます。(笑)北大にはエルムの名前を冠した施設がやたら多いですしね。。。
さて、この「エルム」には沿線でやたら撮り鉄さんが多かったのが気になりました。
臨時列車の常連とはいえ、運転本数自体が少ないから、撮影しやすい夏の運転に撮影が集中してしまうのでしょうか・・・?
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