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九州5県(福岡・大分・佐賀・長崎・熊本)のバスが乗り放題のきっぷです。
従来からありましたが、今年4月にリニューアルされ、高速バスのほか、一般路線バスも乗り放題となり、さらに使い勝手がよくなりました。
同時に九州内のバスが乗り放題の全九州版も登場しています。(10,000円)
今までは高速バスのみで、単なる移動の手段という使い方では使いにくかったので、個人的にはいまいち魅力に欠けていたのですが、路線バスが使えるとなると俄然興味が出てきます。
というわけで、早速購入。九州内で買うと8,000円ですが、四国・近畿以東で買うと6,000円なので当然事前購入です。
大手旅行代理店なんかで取り扱っていますが、クーポンタイプでの発券となり、現地でパスに引き換えないといけません。ですが、一部のバスセンターではSUNQパスを直接販売しているので、そちら狙いということで、阪急梅田の三番街バスセンターで購入。
GWにいざ出陣です。
ターゲットは鉄道では行きにくい、雲仙へ。
福岡から高速バス「九州号」で長崎入り、九州の高速バスはレベルが高く、このバスも3列シートです。さすがに鉄道よりは時間がかかりますが、2時間程度ならばさほど気になりません。
さて、長崎でしばし過ごしたあと、雲仙行きバスで雲仙温泉へ。観光特急の名前がついていますが、通常のバスで観光案内が入るという感じでした。
ただし、停車停留所は長崎市内を越えると小浜温泉までノンストップで、さすがに「特急」です。
雲仙からはさらにバス(もちろんパスで乗れます。)に乗り換えて仁田峠へ。ここから雲仙ロープウェイに乗り換えて妙見山頂へ。
ここからは数年前に大噴火した雲仙普賢岳、そして噴火によって誕生した平成新山がよく見えます。
しばらく妙見山頂をたむろしたのちに仁田峠に戻り、さらにバスで雲仙の町に戻ります。
雲仙は硫黄のにおいが立ち込めた温泉の町で、もちろんここで入浴。さらに地獄めぐりへ。
雲仙を後にして小浜~口之津(フェリー)鬼池経由で、天草へと旅は続きました。
高速バス乗り倒したらあっという間にもとは取れるSUNQパスですが、鉄道以上に景色の変化に乏しい(高速道路だし・・・)ので、どちらかというと、乗り倒しよりも地方観光地めぐりなんかに使ったほうがよさそうな気がします。
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