特急「ニセコスキーエクスプレス1号」特急券

20060421

冬場のみ運転されるスキー臨時特急「ニセコスキーエクスプレス1号」の特急券です。
特急券は通常マルス券(JR九州・四国ではPOSでも可能)の機械印字のものが主流ですが、このようにあらかじめ印刷している常備の特急券もあります。
ただ、全国に残存している常備の特急券は自由席特急券もしくは新幹線自由席特急券のような自由席系統がほとんどで、こういう指定席特急券にお目にかかれるケースは極端に少なくなりました。
マルス端末がない場合、席の指定は電話で問い合わせて取ることになります。

さて、ニセコスキーエクスプレスですが、1号は午前中にニセコを出発するのでガラガラだろう、と思いきや以外や意外、結構乗っています。
特に倶知安で大量の乗車があり、自由席はほぼ満席になってしまいました。

20060421_2 車体は写真のように北海道日本ハムファイターズをイメージした車両です。
前回乗ったときには座席にシートテレビがあったような気がしましたが撤去されていました。

ニセコを出ると函館本線の山線を走行します。
険しい山岳路線ですが、最近の気動車はそれを感じさせることが少なくなり、このニセコスキーエクスプレスも楽々と峠超えしていきました。

ニセコスキーエクスプレスはスキーシーズンのみの運行ですが、スキーシーズン以外にも主に臨時列車としてこの車両を北海道内で見ることができます。

なお、この記事はきっぷを拝見します - 常備軟券のB自由席特急券にトラックバックしています。

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「特急「ニセコスキーエクスプレス1号」特急券」への1件のフィードバック

  1. D型硬券特急券

    JR北海道は末期までD型硬券を料金券に使っていました。平成12(2000)年3月までは美深駅に「急行券指定席券」という秀逸のD型硬券があったのですが、入手する前に宗谷本線の優等列車特急格上げされてしまい、マルス設置により廃札になりました。
    函館本線ニセコ駅は定期の優等列車はないものの、冬季のスキー列車が設定されており、こちらもD型硬券が使われていました。ニセコ駅はいまでもマルス未設置の委託駅ですが、現在は軟券にて取扱をしています。この硬券は発着駅常備の美しいきっぷですが、列車名が正しくは「ニセコスキ…

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