前回の記事の「べるもんた氷見2号」が新高岡駅に到着後、一目散にダッシュして新幹線駅に走っていく人がいました。?と思ったのですが、時刻表を見て納得。
べるもんた2号の新高岡駅 12:10 着
はくたか557号(金沢行き)の新高岡駅発 12:14 発
・・・乗り継ぎ時間わずか4分。
流石に地上ホームの在来線と少し離れた高架ホームの新幹線で4分乗り継ぎはちょっと厳しい。走る理由も納得でした。
ただ、それだったらスイッチバックを行う高岡駅の発車を例えば5分ほどでも早くすればもう少し余裕ができるんだけどなあと思ったり。
新高岡駅発着の理由は新幹線接続しかありえないので、もうちょっと考慮してくれればいいのに。
と・・・ひとごとのように考えてましたけど、自分も金沢に向かううんでした。
のんびりと新幹線駅に向かうと上から列車が到着した音が。もう間に合いません。
次の金沢行きは40分後。でも折り返しの高岡行きが10分ぐらい待てばやってきます。
ということで新幹線じゃなくて在来線経由で金沢に向かうことになりました。
前置きが長くなりましたが、今回のきっぷは新高岡駅で購入した、高岡、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道経由、西金沢までの乗車券です。
新高岡~高岡がJR西日本、高岡~俱利伽羅があいの風とやま鉄道、倶利伽羅~金沢がIRいしかわ鉄道、そして金沢~西金沢がJR西日本です。
高岡~金沢間をまたいでJR西日本の営業キロが通算されて運賃が計算され、それにあいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道分の運賃が加算される形です。
これは通過連絡運輸と呼ばれます。
新高岡~高岡が1.8km 150円、金沢~西金沢が3.7km 190円となり、別々に買うと340円ですが、通過連絡運輸の場合前後の営業キロを通算するため、5.5km 200円と140円ほど安くなります。
過去にもいくつか通過連絡の乗車券を取り上げてますが、この金沢~高岡の通過連絡については、新幹線金沢開業から敦賀延伸までの期間限定になります。
チャンスは意外と限られるため、購入はお早目に。
さらばラッセルDE15
新高岡駅新幹線口のみどりの窓口できっぷを購入し、在来線ホームに戻ります。
在来線ホームはホーム1面1線の無人駅です。在来線ホームから新幹線駅を見るとすごく立派。一方、新幹線駅舎から視線を右にやるとイオンモールが出店していました。
ホームからイオンモールを見ると奥に立山が見えるのはやはり富山です。
高岡行きはキハ40の2両編成。
高岡駅手前では、ラッセルヘッドをつけたDE15が留置されていました。
山陰ではすでにDE15は全滅、JR西日本全体でも富山地区に3両のみとなっています。
現在はキヤ143が主力となっており、現役でラッセルヘッドをつけたDE15は多分もう見ないと思うと、思わずカメラを構えていました。
高岡で金沢行きに乗り換え。521系2両はかなりの混雑で、金沢までたちっぱなしでした。いくらコロナ渦とはいえやはり2両って短いんじゃないかなあ。
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