八王子から武蔵野線~常磐線経由でいわきに向かう特急「いわき」の特急券です。
昨年も設定されていましたが、今年(2023年)は行きは4/2、帰りは4/3の日程で運行されました。
武蔵野線沿線ならどの駅から乗車してもよかったのですが、せっかくなのでまだ降りたことがない駅なのと、いわきまでがぎりぎり200kmを切って特急料金がワンランク下がるという実にセコイ理由で吉川美南からの乗車としました。
吉川美南駅に下車
松戸に居を構えてたころにたしか新駅としてできた駅だったよなあ、と思って調べてみたら2012年開業だったので、まさにそうでした。
それが特急停車駅となっているので、ちょっと興味があり、降り立ってみました。
開業から10年経ったわけですが、まだまだ開発途上って感じです。特に東口は広大な空き地?造成中?な土地が広がっており、開発が進めばこれからもどんどん客が増えていきそうな感じです。
駅すぐ横には水路が伸びており、桜が植えられています。ちょうど桜のシーズンで、満開の花が視界を楽しませてくれます。その水路の先にはこ線橋がありますが、そこに人垣らしきものが・・・。たぶんこれからやってくる特急「いわき」狙いの撮り鉄たちでしょうか。
国鉄色E653系の「いわき」
吉川美南駅で特急「いわき」を待ちます。
やってきたのはE653系の国鉄特急色に変更された編成です。
もともと「フレッシュひたち」で使用されていましたが、「いなほ」用に改造され、いったんは新潟地区に転属。しかし、1編成が里帰りしてこのように国鉄特急色に塗り替えられて、主に臨時列車に使われるようになりました。
特に常磐線方面の臨時列車に使用されることが多く、今回の「いわき」にも当然のごとくこの車両がやってきました。
国鉄特急色のE653系は初めてみましたが、塗り方のせいか見た目なんかおもちゃの電車に見えました。
当初、この「いわき」は乗る予定はなかったのですが、特急「いず」に乗ったときにこの「いわき」の案内があったので、思わず予定を入れてしまいました。なんと現金な(笑)
「いず」の方向幕は味気ない「特急」表記だったのでがっかりだったのですが、こちらは前面は流石に真っ白ですが、側面のLEDは「特急 いわき」の表示。
もともとE653系の側面はわりと凝った表示が可能ですが、今回は「いわき」が、列車名なのか行き先なのかよくわからないのはアレですが、どっちにしても「いわき」に行く列車ということはわかります。
車内は比較的シンプル。ただ、ヘッドレストカバーがないのはちょっとマイナス。というか特急でヘッドレストカバーがないのは初めてみました。
吉川美南を出発したときの乗車率は6割ぐらい、ただ、自分が乗った5号車は3割ぐらいとかなり少ないです。
武蔵野線内は先行列車につかえてしまうせいか、なかなかスピードが出ません。
新松戸手前で武蔵野線から常磐線へ。ここから本気出す・・・ことはなく、相変わらずトロトロ運転。取手駅で運転停車し、運転士が交代しました。
取手を発車すると、しばらくは助走という感じでゆったり走ってましたが、龍ケ崎市で先行する普通列車を追い抜くと加速。ここから先は特急らしい走りで一気に水戸まで走り抜きました。
驚いたのは水戸で結構な数が降りたこと。
勝田・日立でも降車があり、日立を過ぎると5号車は客数人とガラガラに。
1日のみ運転の列車としては非常に寂しい姿で、特急「いわき」はいわき市に入りました。
当初はいわきまで乗るつもりでしたが、途中の泉駅で下車しました。
側面の写真を撮ろうとしたら思わず、
窓でかっ!!
声が出ていました。
たまたま先月、「本物の」国鉄特急型電車を撮影してましたが、改めて眺めてみると、E653系の窓のでかさが目立ちます。
しかし、赤とベージュの配色というかバランスについては、E653系は窓が大きい分いささか赤部分が目立ちすぎて、落ち着きがなさげに見えますね。
「いわき」の絵入りマーク
さて、特急「いず」特急「いわき」両方に乗ると記念品がもらえます。
その記念品が「いず」「いわき」の絵入りマークのマグネット。
「いわき」のほうは、いわきの海岸と、どうみても湯本の「スパリゾートハワイアンズ」のハイビスカスをイメージしたとしか思えないデザインです。
確かに映えはしますが、まさかそこから取ってくるとは思いませんでした(笑)
しかし、この絵入りマークは難しいかもしれませんが、やっぱりどこかに掲げてほしいなあと思ったり。
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