コロプラは今度は会津鉄道です。
会津鉄道が2日間乗り放題で3,000円。これでコロカがついてきます。
割高な設定が多いコロプラきっぷの中では比較的廉価ではないでしょうか。
ただきっぷを購入してレシート状(?)のきっぷなのは愕然としました。専用の硬券だったり立派な体裁なものが多いコロプラきっぷですが、今まで入手したものでは一番貧相に見えます。
なお、浅草や会津若松から会津鉄道に入る場合、購入駅までは別途運賃が必要です。
コロカを登録して得られる会津鉄道のテーマは新型の「AIZUマウントエクスプレス」。従来の名鉄から購入したキハ8500に代わり、昨年から運行されているようです。
チェックポイント駅は西若松、芦ノ牧温泉、塔のへつり、養鱒公園、七ヶ岳登山口の5駅。いずれも比較的容易にとれるため、クリアは簡単でしょう。
さて、今回は塔のへつりに行ってみました。場所は塔のへつり駅下車3分。
塔のへつりは断崖絶壁のところに何万年も水が浸食し、あちこちに奇妙な岩が形成されていました。
つり橋は木橋で、ゆらゆらゆれるのでなかなかスリルがあります。つり橋を渡ったあとの通路も岩をくりぬいたようなもので、柵みたいな無粋なものはないので、歩くと少々足場を気にしないといけません。
1時間ほど滞在し、塔のへつり駅に戻り、「AIZUマウントエクスプレス」に乗り込みました。
新型車に乗るのは初めてですが、震災の影響からか1両編成になっており、ややさびしい気がします。
1両でも車掌もガイド兼車内販売係のアテンダントも乗務。沿線のガイドにいそしんでいました。
AIZUマウントエクスプレスを芦ノ牧温泉駅で下車し、近くに食べるところないかなあ、と駅前を歩いて見つけたのが「牛乳屋食堂」という名のラーメン屋。
中に入ると結構雑誌とかに載ってる有名店みたいで、一目でわかる観光客風な方でいっぱいでした。
(余談ですが、私は食に関してはおおざっぱな知識しか仕入れずに出かけます。食べログみたいないわばクチコミサイトは印象にバイアスがかかってしまうので、絶対見ないようにしています。なので、食については、今でも現地で自分の足と地元の人に聞いて回ることがほとんどです。)
味は魚介系のダシに、オーソドックスな味付けで、よく言えば安心、悪く言えば平凡といった感じで、インパクトには欠けるかも。
芦ノ牧温泉駅に戻るとネコがお昼ね中。このネコ、「ばす」という名のちょっとオデブなネコで、芦ノ牧温泉駅の猫駅長だそうです。
もっともずっと眠ってましたが・・・
芦ノ牧温泉駅から西若松駅までは普通列車で移動・・・と思ったら、やってきたのはなんとお座トロ展望列車の3両編成。
4月はトロッコ列車は震災の影響で全面運休となりましたが、普通列車で活用されていました。
もっともこの列車、震災で被災して避難したした人を招待して元気付ける「元気になろう福島県号」を普通列車のスジとして走らせたもので、3両中2両が貸切、残り1両が開放されていました。
震災運休で乗れないと思ってたのですが、まさかこういう形で遭遇するとは。
コメント
私もコロカ目当てで用もないのに会津まで行き、「ばす」を写真に納めて和んだ一人です。
このきっぷ、乗り放題のチケットであるはずなのに往復券と表記されているのはどのような意味があるのでしょうか?
たぶん発券上の都合でしょう。
端末にフリーきっぷ等の発券種別がなく、片道券と往復券で代用するとすると普通は往復券でしょうね。