東京メトロでは、周辺の民鉄と共同で、「メトロパス」という名前で東京までの往復割引乗車券+東京メトロ1日乗車券を販売しています。
今回は「TX東京メトロパス」というつくばEXと東京メトロの組み合わせとなります。
他のメトロパスと違う点としては、つくばEX自体にフリー区間の北千住~秋葉原間が設けられている点でしょうか。この区間は東京メトロ日比谷線でも移動可能でしょうが、都内の移動の利便性を図った結果なのでは、と思います。
きっぷのスタイルはフリー区間付き往復きっぷと東京メトロの1日乗車券がセットになったものです。往復+フリータイプで1枚になっているタイプの形式は他ではあまり見られず、珍しいスタイルともいえそうです。
なお、TXの各駅で販売しているものの、なぜか自動券売機では扱っておらず、改札口で購入する必要があります。なお、ICカードでの購入も可能です。
写真は、JR東日本の新型通勤型電車E233系2000番台車で、主に東京メトロ千代田線と常磐線各駅停車の直通列車に使用されています。
他のE233系とは異なり、すそ絞りのないストレートな車体に、LEDでなく通常のシールドビーム、貫通扉設置など、E233系の他の番台とは明らかに仕様が異なります。
これも東京メトロ乗り入れのための仕様だからでしょうか。
現在わずか1本しかありませんが、今年度中に増備されて、既存の国鉄型車両(203系)を順次置き換えていくそうです。
なお、東京メトロ千代田線とつくばEXは北千住~綾瀬の荒川をわたるあたりで常磐線をはさんで並走しますね。
コメント
小田急のものは代々木上原・新宿間が、東武のものは和光市・池袋間または北千住・浅草/押上間がそれぞれフリーになります。
そうでした。。。見落としです。
同じく東京都交通局とでも東京探索きっぷとして出してますが
こちらはフリーエリアはないですね。
この違いはなんでしょうか。
「帰りは始発駅から座って帰れますよ。」
というサービスじゃないですかね?
どうなんでしょうね。
始発駅に戻るのもいいですが、
私だったらそのまま乗りそう。
東上メトロパスの話をすると、(例えば)最後の行程が飯田橋→森林公園の場合に、直通列車にそのまま乗車するか、池袋乗換で始発に座っていくという選択ができるという話です。
いくらなんでも、飯田橋→和光市→池袋→森林公園なんてやる人はいないでしょうw
確かに。そのパターンはありえそうですね。