快速「アンパンマントロッコ2号」指定席券

高松~岡山間の瀬戸大橋アンパンマントロッコ2号の指定席券です。
瀬戸大橋開業15周年を記念して瀬戸大橋トロッコを運転しましたが、好評だったようで、アンパンマントロッコとして多客期に定期的に運転されるようになりました。

瀬戸大橋トロッコは大歩危トロッコ等と共通の車両が使用されていましたが、やがて両方で運転されるようになったため、瀬戸大橋側にシースルータイプの新型車両キクハ32を投入して運転を開始。さらに2006年にに内装を改造して装いも新たに「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」として運転を開始しました。

運転当初は岡山~琴平間でしたが、一時期本州側の発着駅が茶屋町になっていたりした時期もあったものの、現在は高松~岡山、岡山~琴平の1往復ずつの運転に落ち着いています。
トロッコ乗車区間は高松・琴平~児島間で、JR西日本区間はトロッコ車は立ち入り禁止です。

増備されたトロッコはシースルータイプで床が一部透明になって線路が見えたり、車両下部が透明になっていることが特徴です。
特に瀬戸大橋上では床を見ると眼下に瀬戸内海が広がります。

客は大半が家族連れで、瀬戸大橋に入った当初はみんな面白がってトロッコ車でキャッキャ言っていましたが、あまりの風の強さと、寒さでほとんどの客が控車に退散。児島到着時にはトロッコには2~3人しか残っていませんでした(笑)

なお、控車では高松駅弁の係員が常駐しており、JR四国区間内で駅弁を販売しています。
一時期JR四国で特急の車内販売が全廃してしまったことがありますが(現在は丸亀~観音寺・琴平で実施)その際もこのトロッコ列車には車内販売が実施され、JR四国唯一の車内販売実施列車となっていました。

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