昨年まで走っていた九州のSLの指定席券です。
SLあそBOYが有名ですが、もともと人吉に保存されていたSLを復活させたこともあり、人吉への里帰りも定期的に行われていました。
三段式スイッチバックで有名な立野など、急勾配がイメージがつきまとうSLあそBOYに比べ、こちらは球磨川べりをひたすら走ります。
特に急勾配とかはないのですが、川べりの美しい光景が広がります。
人吉を出ると、しばらくは街中・田園地帯ですが、渡を過ぎたあたりから球磨川が右に左に寄り添うことになります。
SLあそBOYのときとは違い、こちらのほうは心なしか軽快に走るように感じます。
途中で球磨川の川下りの舟を追い越します。こっちも手を振れば、あちらも手を振ってこたえます。
ひたすら進んで八代着。
どうみてもSLには場違いな新幹線の新八代駅を横目に見ながら、本線筋を爆走。
途中リレーつばめとすれ違ったりする様はかなり違和感が。
特急に追い立てられながら、気がつけば熊本到着。山岳路線のイメージが強いSLあそBOYとは一味違ったSLの旅が楽しめました。
SLがもう引退してしまったため、残念ながらもう運転されることはないでしょう・・・
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