博多から鹿児島中央の新幹線自由席特急券です。指定席券売機ではなく通常の自動券売機で自由席特急券を購入するとこういうスタイルになります。過去に何度かこの手のきっぷを取り上げたことがあります。

前回記事では「小倉、新山口ともに「のぞみ」が停車するため」新幹線自由席特急券/特定特急券表記になると書きましたが、博多~鹿児島中央の場合「のぞみ」はなく、「みずほ」も博多~鹿児島中央間は割高な専用料金は不要です。
このため本来ならば「特定特急券」の表記は不要ですが、なぜか残っているのは仕様的に固定化されており、外すことが不可能だからなのでしょうか。
「自由席特急券」は通常期の(指定席の)特急券から530円引きというのがルールで、そのルールから外れる特急券を「特定特急券」とすることが多いですが、九州新幹線の自由席は通常期の指定席から530円引きです。
もう一つ特徴的な表記が右下の「九制C」表記です。
これはクレジットカードでの購入を示しています。
通常の券売機で定期券以外でクレジットカードできっぷを購入できるのはおそらくJR九州だけではないでしょうか。
その支払い方法も特徴的で、券売機で自由席特急券購入を選択し、乗車駅と降車駅を選択すると支払い前にこのような選択画面が表示されます。
交通系ICカード、クレジットカードのほか、QRコード、バーコード決済ができるのが特徴です。最初から現金で購入する気マンマンな人にとってはちょっと面喰いますが、決済方法が増えるのは素直に評価したいところ。
今のところJR九州でしかこのタイプの券売機は見かけておらず、JR他社にも広がるかは不明なところです。JR九州では2024年頃から導入されています。
導入当初は交通系ICカードは機械への差し込み式のみで事実上カードタイプの交通系ICしか使用できませんでしたが、モバイルSUGOCA導入決定以降の2025年から、交通系ICの読み取りが差し込みから置くタイプに変更された機種が導入されています。こちらはモバイルSuicaやモバイルICOCAでの支払いも可能なので、さらに使いやすいのではないでしょうか。
しかし博多~鹿児島の自由席特急料金5150円って高いなあ。博多~新大阪の自由席特急料金が4960円と5000円を切るだけにより割高感を感じてしまいます。
九州寺社めぐり
「九州寺社めぐり」とは、2月~10月にかけて、九州の神社仏閣73か所の御朱印をいただくいわゆるJR九州のスタンプラリー(ん?)です。2025年は2025年2月1日から10月31日の間で行われ、その間JR九州だけの「特別御朱印」がもらえたりしました。
なお、2026年も2月20日~10月31日の間開催されます。
回る神社仏閣が73か所から78か所に増えているほか、御朱印のほかにGPSによるチェックインポイントラリーも開催されます。
これだけ見ると難易度が上がったように見えますが、2025年度は「特別御朱印」をもらうには初穂料のほかに「寺社めぐり」用の各種寺社めぐりきっぷについている頒布券を渡さないといけないというかなり極悪なルールがあり、「特別御朱印」をフルコンプしようとすると、使用する予定もない「寺社めぐりきっぷ」を購入する必要があったのですが、さすがに2026年はそれは改められていて、寺社めぐりきっぷの提示のみで「特別御朱印」が手に入るようになる模様です。
期間が9か月あるので、九州在住なら合間を見ていけばいいのですが、九州外の人間だと計画的に攻略しないといけません。
しかも自分は7月から10月の4か月という短期勝負でいったので、ある程度の妥協が必要となります。というわけで金と時間を天秤にかけて下記のルールで行くことに。もちろん自分だけのルールです。
・7月から10月の4か月ですべての寺社にお参りし、お賽銭を投げてお参りする。
73の寺社にお賽銭を投げるとなると相当な金額になりますが、その分苦労が報われるといいかなと思います。
・「特別御朱印」は必要な分の「寺社めぐりきっぷ」についている頒布券の範疇で行う。
「特別御朱印」のフルコンプはすっぱりあきらめました。「特別御朱印」については、実使用分の「寺社めぐりきっぷ」についてくる枚数分の頒布券の範囲にとどめています。
人間何事もあきらめが肝心です。
・駅からの各神社仏閣への足は公共交通機関だけでなく、レンタカー、タクシーも活用する。
中には駅から徒歩30分とか、山の上にあるとかそういう神社仏閣も当然あります。7月~10月だと当然真夏に決行するわけですが、まじめに歩いていくと熱中症一直線です。
というわけである程度距離が離れてかつ対象の社寺が比較的まとまっている場合はレンタカーで一気に回る戦法もありかな、と。レンタカーが使えない人には厳しいですが、歩く場合は真夏は避けたほうがいいです。ゼッタイ。
まあ自分なりのルールを作って楽しみましょうか。
今回、対象となる神社仏閣は下記のとおり。カッコ内は最寄り駅です。青字はJR九州でない駅です。
佐賀県:
33.鳥栖八坂神社(鳥栖駅)
34.佐嘉神社(佐賀駅)
35.唐津神社(唐津駅)
36.大江神大神宮(江北駅)
37.武雄神社(武雄温泉駅)
38.豊玉姫神社(嬉野温泉駅)
39.陶山神社(上有田駅)
長崎県:
40.亀山八幡宮(中佐世保駅)
41.福石観音 清岩寺(佐世保駅)
42.昊天宮(大村車両基地駅)
43.富松神社(大村駅)
44.大村神社(大村駅)
45.御館山稲荷神社(諫早駅)
46.諫早神社(諫早駅)
47.高城神社(本諫早駅)
48.諏訪神社(諏訪神社駅)
49.淵神社(長崎駅)
鹿児島県:
64.諏訪神社(出水駅)
65.建部神社(鹿児島中央駅)
66.谷山神社(慈眼寺駅)
67.薩摩祇園宮 八坂神社(鹿児島駅)
68.鹿兒島神宮(隼人駅)
九州全県に広がってますが、特に福岡は数が多いです。
また山の上だったり、階段を延々と上がらないといけなかったりする神社もあり、特に夏場は体力消耗すること請け合い。
自分が実際やってみての感想ですが、正直チャレンジするなら真夏は避けたほうがよさそうです。
正直JR九州が過去やっていたスタンプラリーの延長ぐらいで考えていたのですが、スタンプラリーは駅に到着すればいいのですがこちらは寺社にいかなくてはいけません。

さらにこちらは御朱印の初穂料、さらにお賽銭と際限なくお金が出ていくので難易度はこちらのほうがはるかに高めでしょうか。
どちらかというと九州八十八湯めぐりのイメージに近いでしょうか。

今回、2025年に実際にチャレンジしてみたので、もし2026年にやってみたいという人がいれば参考になれば幸いです。(対象は増えてますが、そこまで大きな変化はないようです。)
乗得自由席
「寺社めぐり」のトップバッターは「つばめ309号」鹿児島中央行き。N700系での運転です。
早朝、深夜を中心に博多~鹿児島中央が各駅停車の「つばめ」が運行されていますが、早朝便は通常自由席が1~3号車なのが1~5号車が自由席となっています。
4、5号車は通常指定席に使用される号車ですが、「つばめ309号」では自由席。このため、豪華な2×2のサルーンシートに自由席特急料金で利用可能です。なのでもちろん5号車をチョイス。
そこまで混雑はなく3割ほどの入りです。
熊本でいったん乗客が減りましたが、その後各駅でじわじわと乗車があり、鹿児島中央駅についたときは7割ほどの乗車率となっていました。
鹿児島中央駅からはさっそく車を借りることに。
谷山神社が山上にあり、慈眼寺駅からだと山登り必須ということで、ならば八坂神社や建部神社とまとめてレンタカーでクリアしよう・・・という魂胆で、鹿児島中央駅で車を借りて一気に市内の神社クリアを目指したのですが、さっそく初手から躓くことになります。
(2/3の記事に続く)





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