「やまびこ218号」新幹線eチケット/「あいづ6号」チケットレス

やまびこ218号新幹線eチケット

「やまびこ218号」の新幹線 eチケットです。例によって例のごとくきっぷを発券しています。
新幹線eチケットの場合、トクだ値の場合は[新幹線eチケット トクだ値60]とか表示されますが、今回は株優を使用したため[新幹線eチケット(株優40)]となっています。JR東日本の株主優待、JREBANKの割引券利用どちらの場合でも(株優40)表記となり、違いはないようです。

新幹線「つばさ150号」新幹線eチケット トクだ値60
山形新幹線「つばさ150号」の新幹線eチケットです。交通系ICカードに紐づければチケットレスで乗車できますが、このように発券も可能です。ただし、発券すると獲得できるJREポイントが激減するので、ポイン...

4割引は「新幹線eチケット」から4割引となるため、通常の特急券+乗車券の4割引よりちょっぴり安くなります。
上記のトクだ値60より割引率が悪いですが、株優は空席さえあればいつでもどこでも指定席が取れるのが最大の利点。

なお、きっぷに引き換えるとJREポイントの還元率が下がるので通常は引き換えずに素直にSuicaに紐づけたほうがいいでしょう。

指定席はやっぱり便利

あいづ6号指定席券

あいづ6号のチケットレスの指定席券。快速にもかかわらず「在来線特急券/座席指定券」と表示されるのはご愛敬。

11/21の記事から続く)

只見線の列車を会津若松で降り、5分接続で「あいづ6号」に乗り換えです。
乗り換え時間がわずかで着席できない可能性があったので指定席を確保しましたが、これが正解。自由席はほぼ埋まっていました。

えきねっと上の「あいづ6号」

チケットレスの場合JREポイントが5%つくのが特徴。

「あいづ」自体は以前発券したので今回はチケットレスを選択。指定席料金は紙の指定席と同額ですが、JREポイントが5%つくのが特徴。なお、チケットレスを選択すると紙のきっぷに引き換えることができないのはJR西日本の観光列車チケットレスとはちょっと違います。

快速「あいづ4号」指定席券(2025年)
会津若松から郡山を結ぶ快速「あいづ4号」の指定席券です。磐越西線の郡山~会津若松間は東北新幹線からのフィーダー輸送として会津若松までの指定席付きの連絡列車を頻繁に走らせていました。ところが主に使われて...
会津若松駅

会津若松駅で発車を待つ「あいづ6号」ピンク色に大きく「指定席」が誤乗を防止します。

指定席は満席。周りを見ると只見線で見た顔もちらほら。同じこと考える人は多いようです。
発車をするとなんと車掌が指定席券の拝見に回ってきました。JR東日本で臨時列車以外のきっぷの拝見は珍しいのでちょっと驚きです。

既に真っ暗なので車窓は全く見えません。
なので時刻表を広げて郡山以遠の予定を立てていたのですが・・・

思案のしどころ

郡山到着

郡山到着。郡山駅に着くまでに「えきねっと」で郡山からのきっぷを確保。最近は割と直前のきっぷ購入も増えました。

「東日本のんびり旅パス」を持っているので普通列車だけだと追加料金が不要です。ということで、列車の中で時刻表広げると、絶望的に東京方面の接続が悪いことが判明。

  • 会津若松17:30(あいづ6号)郡山18:36
  • 郡山20:42(普通)新白河21:20
  • 新白河21:23(普通)黒磯21:46
  • 黒磯21:51(普通)宇都宮22:41
  • 宇都宮22:42(普通)大宮23:57

郡山で2時間待ちってヒドくね?

実は1時間前にも新白河行きがあるのですが、これに乗っても新白河からの乗り継ぎ列車が同じになるので意味がない。
しかも宇都宮からの列車が最終大宮行きで、大宮から京浜東北線に乗り継げばかろうじて都内には戻れるものの、完全に午前様です。

じゃあ新幹線ワープを使いましょう。まずは郡山~新白河ワープから。ワープ料金は1650円

  • 会津若松17:30(あいづ6号)郡山18:36
  • 郡山19:00(やまびこ218号)新白河19:13
  • 新白河19:55(普通)黒磯20:18
  • 黒磯20:29(普通)宇都宮21:22
  • 宇都宮21:35(普通)大宮22:51

1650円の投資で1時間以上早くつきました。しかもこの時間ならまだ東京行きがあります。
もう一声で那須塩原まで乗ると、ワープ料金は3040円と跳ね上がりますが・・・

  • 会津若松17:30(あいづ6号)郡山18:36
  • 郡山19:00(やまびこ218号)那須塩原19:28
  • 那須塩原19:42(普通)宇都宮20:29
  • 宇都宮20:37(普通)大宮21:53

さらに1時間早まりました。これだったら3040円のワープ代も悪くないな、と思ったら手元には株優が。郡山~大宮の株優の新幹線eチケットは3820円で乗り換えなしで大宮まで運んでくれるので・・・ということで郡山~大宮の株優に決定。
えきねっとを開いて即座に購入。昔は駅の窓口で延々と調べて窓口で購入してましたが、今の時代はスマホで簡単にきっぷに買える時代。便利になったものです。
ただし、列車時刻だけは今でも紙の時刻表派です。上記のプラン策定も紙の時刻表なら一瞬で導き出せますが、スマホだとかなり大変じゃないかな。

チケットレスでもよかったのですが、後述する理由で郡山駅できっぷ引き換えです。

郡山の名物駅弁

E2系どおしの離合

郡山駅で並ぶE2系2本。すっかりE2系を見ることは少なくなりましたが、一応まだ走っています。

やまびこ218号はE2系で運転。シートマップで10号車が出てきたので、E2系確定です。(E5系は10号車はグランクラス

E2系は2025年現在、6編成が残存しておりしかもほとんどが「なすの」運用となっています。このためかなり狙い撃ちして乗車する必要がありますが、この日は郡山駅にE2系「やまびこ」2本が並びました。
なお現存する6編成はすべて窓側もしくはデッキ横の席はコンセント設置編成なので、窓側を取ればコンセントは確定します。

というわけで、充電しながら郡山駅で購入した駅弁を。

海苔のりべん

郡山駅の名物駅弁と言われるようになった「海苔のりべん」語呂がよろしいようで。コンビニののり弁を豪華にしたものだけど、満足感はもちろん圧倒的にこちらのほうが上。

「海苔のりべん」1300円也。郡山はどちらかというと豚を使った駅弁が多かった気がしますが、今駅弁屋を除くとこののり弁当がかなり多くなっています。
「海苔のりべん」(のりのりべん)と呼ぶのはなかなかしゃれが効いています。キャッチフレーズに「みちのく寒流海苔」ってなんだそりゃ?と思って調べると宮城県産の海苔なんだそうで。

みちのく寒流のり|宮城県漁業協同組合 共販品レシピ(JFみやぎ レシピコーナー)
宮城県漁業協同組合が運営する共販品レシピ(JFみやぎ レシピコーナー)サイトです。

へーと思いつつ駅弁を開けると・・・海苔がない?
あわててふたをみると案の定海苔がふたにくっついていました。

お味はまさに「のり弁当」ですが、常温で食べることが前提なので、コンビニののり弁当に比べると圧倒的に食べやすく、そしておいしい。そういえば駅弁で使用するごはんって時間が経っても硬くならないのは何か技があるのだろうか。

「やまびこ218号」は各駅停車で、しかも、新白河、那須塩原、宇都宮で後続列車に抜かれます。車掌のアナウンスも「那須塩原駅でも停車時間がございます」と、各駅で後続列車に抜かれることを強調していました。
それでも在来線と比べると圧倒的に早いんんですけどね。

大宮駅

大宮駅到着。そういえば大窓タイプの新幹線電車はこのE2系が最後の車両となってしまいました。

大宮駅で下車。
大宮駅は新幹線から直接外に出られる改札がなく、いったん在来線コンコースを経由する必要があります。ここで問題になるのが「新幹線eチケット」をSuicaで乗車したときの扱い。
大宮駅新幹線乗り換え口を「新幹線eチケット」のSuicaで下車してそのあと「東日本のんびり旅パス」で旅を続けるとなると、いったん大宮駅の在来線改札口で外に出て入りなおす必要があります。そうしないと出場処理が行われないためですが、面倒くさいし忘れると後で困ります。

このため紙に引き換え、乗り換え改札で出てきた「やまびこ218号」のきっぷから「東日本のんびり旅パス」に切り替えて旅を続行することにしました。
IC乗車券と紙のきっぷの併用は結構罠が多いので使用時は注意が必要です。

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