京阪電車「かたのせんフリーチケット」(きかんしゃトーマス)

交野線フリーチケット

京阪交野線が1日乗り放題の「かたのせんフリーチケット」です。ひらがな表記なのは「きかんしゃトーマス」とタイアップしたきっぷだからでしょうか。発売額が600円。枚方市~私市間往復440円ですから単純往復ではモトはとれず、どこかで下車する必要があります。

もっとも交野線は「かたのせんスタンプラリー」のためのフリーきっぷといっても過言ではありません。枚方市、交野市、河内森、私市の4駅のスタンプを集めるときかんしゃトーマスのステッカーがもらえるのですが、この日も家族連れが結構スタンプラリーをしていました。

なお、2025年4月から京阪線の割引きっぷは全面的にスマホQR乗車券「スルッとQRtto」に移行し、駅でのチケット販売をほとんど終了しましたが、この「かたのせんフリーチケット」は例外的に2025年4月以降も磁気カードでの販売を継続しており、枚方市駅の駅務室で販売されています。2025年11月3日までの発売です。
券面には京阪のトーマス号が描かれています。

トーマスランドになった交野線

きかんしゃトーマス号

枚方市駅に入線する「きかんしゃトーマス号」13000系4両編成です。時刻は決まっており、ホームページで公開されています。

交野線は京阪本線の枚方市駅から私市駅までの約7kmを約12分で結びます。京阪線の1支線扱いですが、かつては京阪本線との直通列車も走っていました。
しかし対大阪市内に対しては京橋に直結するJR学研都市線に対し、枚方市駅にいったん出る必要がある京阪交野線ではさすがに所要時間、運賃ともに勝負にならず、現在はフィーダー輸送に徹しています。

その交野線ではきかんしゃトーマス号として、きかんしゃトーマスのラッピング列車が走っています。運行時間は決まっており、京阪電車のホームページでも公開されています。

枚方市駅で待っていると、トーマスランドのラッピングをした13000系電車が入線してきました。13000系は最新かつ現在の京阪の主力通勤型車両で、京阪内で最大勢力をもつ形式です。
そのうち1編成が「きかんしゃトーマス号」としてラッピングされています。
京阪のラッピングの派手さはもう見慣れた感がありますが、やっぱり他社と比べると派手目ですね。。。これとかこれとかこれとか

車内

車内もトーマスランドのラッピングが。

「きかんしゃトーマス号」は外装だけでなく内装も手を加えられており、そこかしこにきかんしゃトーマスとそのなかまたちが配置されています。

車端部

車端部もこのようにトーマスでいっぱい。

車端部もこのようにトーマスキャラでいっぱい。惜しむらくは広告枠は通常どおりのままというところでしょうか。ドラゴンクエストのときは広告枠にもキャラクターがいました(笑)

ドラゴンクエスト30周年記念京阪電車1日フリーきっぷ
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カーテン

何気にカーテンも取り換えられています。何が出てくるかは見てのお楽しみ。

室内のロールアップカーテンもしっかりトーマスが。関東を中心にカーテンを省略する鉄道会社が増えてきていますが、関西ではカーテン省略はあまり見られずそのカーテンにギミックを設ける傾向が強いです。

特急「スーパーはくと6号(コナンVer)」トク特チケットレス特急券
JR西日本では、岡山地区、山陰地区、北近畿地区のおおむね75km圏内の間で通勤通学に便利な格安チケットレス特急券を販売しています。在来線の特急指定席が利用可能で、おおむね25km以内が300円、50k...
私市駅

私市駅に到着。京阪線では最も乗降人数の少ない駅です。

交野線の終点は私市。「きさいち」と呼びたまに難読駅名の一つとして出てくることが。もっとも「枚方市(ひらかたし)」「交野市(かたのし)」も読み辛いそうですが、自分はあまり気にならないのは関西出身だからか、ひらパーで慣れてしまったのか。

その私市手前で33.3‰の急こう配があり、これから先は山というところに駅があります。当然市街地のはずれとなるため乗降客は少なく、京阪線(京阪本線、鴨東線、宇治線、交野線)全体で乗降人員が最も少ない駅となっています。
そんな私市駅ですが、駅全体が「トーマスランド」になっています。壁面にはトーマスのイラストが描かれ、改札口付近にはオブジェが。また、フォトスポットも用意されています。

私市駅駅舎

私市駅駅舎。トーマスの垂れ幕が。

さらに駅舎を眺めるとトーマスの垂れ幕が。駅全体がトーマスランド一色といった感じなのでしょうか。

乗車駅証明書発行機

乗車駅証明書発行機。交通系ICがメインになると、自動券売機の利用が落ち込み、利用客が少ない駅を中心に自動券売機が撤去される駅が増えてきました。

さて、京阪線で最も乗降客が少ない私市駅ですが、無人駅なのはともかく自動券売機も撤去されています。少ないといっても乗降人員は1日2500人ほどいるわけですが、そのほとんどがICカードでの乗車に移行してしまい、きっぷを買う客が激減。このため自動券売機自体が撤去されました。
私市駅では撤去の跡と、代わりに乗車駅証明書発行機が置かれています。

私市駅乗車駅証明書

私市駅の乗車駅証明書。立派な磁気券です。自動精算機に投入することが可能で、着駅精算することになります。

証明書は磁気券で発券され、下車駅の自動精算機で精算できるようになっています。省力化しつつもなるべく客の負担にならないように配慮されている模様。
もっとも京阪も2029年までに磁気券廃止を予定していますが、そのころにはバーコード記載の乗車証明書が私市駅にも設置されるようになるのでしょうか。

メガ盛りどんぶり

私市駅が1駅戻り河内森駅で下車。JR学研都市線の河内磐船駅までは北東に向かって徒歩300mで、乗り換える客も多いですが、河内磐船とは反対に北西に向かって歩き20分ほど、「フレンドタウン交野」へ。
ここは平和堂(フレンドマート)を核としてスガキヤやバーガーキングなどいくつかの店舗が集まるモール形式の店舗ですが、その一角に「オオクボ精肉店」があります。
「オオクボ精肉店」自体は日本全国にある「オオクボ」「肉処大久保」などのグループ店舗ですが、交野の店舗は珍しくイートインが併設されています。

そのハラペコメニューがこれ

メガ盛りステーキ丼

1日10食限定「メガ盛りステーキ丼」ステーキといいつつ鶏のから揚げも乗っているので注意。

イートイン限定の「メガ盛りステーキ丼」1738円也。
11時~15時までの1日10食までの限定メニューで、その名のとおり丼にステーキと唐揚げがどっさり。ステーキ300g、総重量1kgだそうです。

ステーキ丼といいつつ唐揚げが乗っているのが曲者。
味自体はステーキに味付きなうえ、別添えのオニオンソースで味変も可能なため意外と飽きがきません。このためか完食自体はそこまで難しくなかったです。

ステーキ自体は悪くないし、コスパもいいのですが、やはりステーキと唐揚げは別々に食べたいのが本音でしょうか。一緒に食べるとなんか妙な感じなんですよね。。。

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