2014年3月のダイヤ改正から「びわこエクスプレス」から列車名が変更され、「らくラクびわこ」となりました。今回はその「おためしWESTERポイントチケットレス」特急券です。
「おためしWESTERポイントチケットレス」はその名のとおり、京都~大阪間の通常650円のチケットレス特急料金を、200ポイント消費することで250円で利用できるものです。2024/8/26から2024/11/30まで設定されています。
「おためしWESTERポイントチケットレス」自体は昨年12月にも行われていて、今回が2回目です。
ただ、前回ときっぷのフォーマットが異なっており、前回は横長の「おためしWESTERチケットレス」指定席特急券+指のみ券の2枚の組み合わせでしたが、今回は1枚に収まっています。きっぷの右上に使用ポイント「200P」が記載されており、金額とあわせて一目でわかります。ちょうど「ポイント利用きっぷ」に近い形態でしょうか。
個人的にはこちらのほうがスッキリしているな、と思いました。もっともこのきっぷはわざわざ引き換える必要はなく、引き換えること自体完全に趣味の領域なんですけどね(笑)
消えた「琵琶湖」
通勤特急「らくラクびわこ2号」はもと「びわこエクスプレス」でさらにさかのぼると「びわこライナー」になります。
かつては21時台の発車でしたが、大幅に早められ、大阪発19:20発車。どれだけの乗客が見込めるか。
発車10分前に入線。車両は681系の6両編成で、普段は名古屋・米原~敦賀の「しらさぎ」に使用していますが、車庫は京都近くの向日町にあるため、米原まで列車を持っていく必要があります。その入出庫も兼ねるようになったのが今回の運行のようです。
以前はサンダーバードの間合いだったので、チャイムが「北陸ロマン」だったのですが、北陸新幹線敦賀延伸以降は「しらさぎ」の間合いになったため、チャイムが「サンダーチャイム」になっています。
列車名が変わったため側面の幕も一新。「らくラクはりま」や「らくラクやまと」の色違いといったイメージか。
ただ、「びわこエクスプレス」にあった滋賀県のシンボル「琵琶湖」は新列車には継承されず、ついに消えてしまいました。
車内は通常の681系と同じ。乗車率は3割から4割といったところで、21時台だったころは5割ぐらい乗っていたことを考えれば、単純に減少といったところでしょうか。もっとも設定されてからまだ半年経っていないため、定着次第では今後はより利用客が見込めるのではないでしょうか。
列車は新大阪を出発してJR京都線を快走。新快速も速いですが、やはりゆったり度でいえば特急のほうがはるかに上です。ぼーっと夜景を眺めつつ、京都に到着しました。
京都駅ではかなり前のほう(東より)に停車。自分が乗車した最後尾6号車は、烏丸地下東口はわりとすぐですが、西口はかなり歩く必要があります。先頭の1号車なんかは相当歩く必要がありますが、何故こんなホームの端のほうに止めるのでしょうか。
「びわこエクスプレス」改め「らくラクびわこ」は時間が変わったことで、特に上りの米原行きは苦戦しているようですが、下りの大阪行きは相変わらず好調なようです。
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