弘南鉄道平賀駅入場券、旧硬券・他

平賀駅入場券

弘前市を中心に弘南線、大鰐線を運営している弘南鉄道のうち、弘南線の拠点駅となる平賀駅の入場券です。

弘南鉄道では、有人駅の有人窓口では硬券入場券を販売しており、簡単に購入できます。現在の硬券入場券は真ん中に赤線が入ったB型硬券タイプで、駅名をハンコで押して販売するスタイルとなっています。
硬券入場券については、告知している駅、していない駅まちまちですが、訪問の記念にはちょうどいい感じです。

硬券は基本的に硬券ホルダー(硬券差し)とよばれる専用のきっぷ箱に収められ、1枚ずつ取り出ししやすいようになっていますが、入場券購入時に係員の手が硬券ホルダーから入場券を取り出すときにどうも他に硬券がある模様。
聞いてみると、昔のきっぷを販売しているそうな。ということで記念?に1枚購入。

硬券

昔の硬券。60円とあって運賃変更とありますが、現在の小人運賃は190円。60円っていつの時代のだ?

3種類ほど置かれていますが、あるのは小人用ばかり。しかもホルダーにさしっぱなしだからかきっぷの片方端だけがかなり黄ばんでいます。
運賃改定してからかなりの時間がたっているはずですが、廃札にせず売り切るまで残しておくというのは中小私鉄あるあるというかなんというか。
まあ、来ない列車の硬券を残している会社もありますが。。。(どうみても趣味目的)

現在のきっぷ

現在の主流はこの自動券売機券。食券みたいですが、金額ではなく駅単位での発売となります。

現在は各駅に自動券売機が設置され、そこで購入するスタイルが主流です。なんだか食券みたいで味気ないですが、流石にいつまでも硬券を作り続けるほうがコストが高いってことなんでしょう。
入場券だけ硬券を作り続けているということは、記念品にしやすいからということでしょうか。
ちなみに乗車券を有人窓口で購入すると、過去にも紹介しましたが半硬券と呼ばれる金額式のきっぷとなります。こちらは有人駅であればどの駅でも購入可能です。

なお、今回全部のきっぷに入れてもらいましたが、弘南鉄道では改札挟が健在で、硬券にハサミを入れてもらうことができます。今となっては貴重な光景ではないでしょうか。

駅とは見分けがつかない駅

平賀駅構内

平賀駅構内。車庫が併設され、いろいろな車両がお昼寝中。

6/21の記事から続く)

弘前で「スーパーつがる1号」を降り、すぐの接続で弘南鉄道黒石行きに乗車。平賀駅に降り立ちました。ちなみに「ひらか」駅と読みます。

平賀駅は平川市の中心駅で、弘前と黒石のほぼ中間に位置する駅です。駅には車庫も併設され、かなり規模の大きな駅です。
行き違いが可能な駅ですが、現在は行き違いは行われていないようで、定期列車は弘前行き黒石行きともに駅本屋ホームに停車していました。

駅を降りて駅を撮影します。

平賀駅

平賀駅駅舎。。。JAみらいの建物にしか見えない。

うーん。。。駅があるようには見えん(笑)

端からみると、駅とは思えず農協の建物のようにしか見えません。一応東北の駅百選に選ばれている駅舎なのですが。

入り口

近寄ると平賀駅入り口が。農協の建物に駅が間借りしているのが正しい形か。ちなみに弘南鉄道の本社もここにあります。

駅に近寄ると確かに平賀駅の駅名が。ただ、駅というよりビルの入り口といったほうがピッタリでしょうか。
弘南鉄道の本社もある運行の拠点駅ですが、なぜかその建物は大きいのに駅が遠慮がちになっていて、最初の平賀駅ビルの建物を撮って見返したとき、「弘南鉄道ドコ?」って思わず画面中を探していました(笑)

6/25の記事に続く)

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