札幌~網走を結ぶ特急「オホーツク」のうち、旭川~網走のえきねっと「トクだ値50」になります。旭川からの石北本線系統の「トクだ値1」は前日までに割引率が50%、もしくは55%引きとなっています。
もっともこれだけ高割引でも前日まで残っていることが多いのは、そこまで利用が活発でないからでしょうか。
もっとも1月からの流氷のシーズンはおそらく観光客が押し寄せることが予想され、おそらく「トクだ値50」も争奪戦になるでしょうから、これからは一か月前から確保すべきかと思います。
JR北海道のきっぷタイプのトクだ値は初めて見ましたが、きっぷの券面はJR東日本のきっぷタイプの「トクだ値」と大差ありません。
乗車券と特急券が一体型で発券され、5割引であることを示す「5割」の文字が見られます。
なお、旭川~遠軽・北見が55%引きで、旭川~網走が50%引きと差をつけているのは高速バスとの競合の厳しさの差でしょうか。特に北見は高速バスが9往復と札幌への公共交通の主役となっています。
来年3月のRきっぷ、Sきっぷ廃止に伴い本きっぷがJR北海道の割引の中心になる予定です。
あったかい北海道
この日の旭川は季節はずれの暖かさでした。旭川市内は雪解けでべちゃべちゃ。歩道も雪が溶けて普通に歩けます。もっともこれは旭川でも異常ともいえる高温(最高気温7.1度!)で、この期間の前後で大雪に見舞われたことを思うと運が良かったようです。
なんせ外に出ても手袋、マフラー、ニット帽なしでも寒くありません。冬の旭川でこれは正直これは完全に予想外でした。その代わり雪どけ水があちこちにたまり、歩きずらいですが。


特急「オホーツク」は前日19日の午前まで14日の大雪の影響で運休。除雪が長引いたため再開したばかりですが、最近はこういう冬の長期運休がJR北海道で増えている気がします。15年ほど前は冬でも安定的な輸送ができたことから「冬こそJR」のキャッチフレーズがあったぐらいですが・・・
オホーツク1号は定刻に旭川を出発。車両はキハ283系3両です。もうすぐ登場から30年を経過し、さすがに老朽化なのか、数を減らして現在は主に「オホーツク」で活躍中です。
指定席2両、自由席1両のミニマム編成。それでも半分ぐらいの乗車率というのはシーズンオフということを差し引いてもちょっと寂しいかも。
2010年ごろまで夜行「オホーツク」があったころは7両で運行され、堂々とした姿で網走に向かっていましたが、寂れ具合はかなり激しいものがあります。

上川を過ぎるといよいよ峠越えにアタックです。民家はなくなり、並行する道路とあとは雪景色のみ。その道路も走る車は全くなく、さらに高架を走る旭川紋別自動車道に移行しているようです。
時々警笛を鳴らしたと思ったらエゾシカがこんにちわ。
北海道で最高所にある上越信号場はなんと雨が降っていました。いや、なんというか今日(12/20)は本当におかしな日だ。
信号場の建物を見ると人の姿がありましたが、保線の方でしょうか。
上越信号場でしばし停車。遅れている「オホーツク2号」と交換して発車するとすぐに峠越えのトンネルに突入しました。
石北トンネルを越えると快晴でした。列車は軽やかに峠を降り、やがて平坦部に入ります。上白滝駅はすっかり跡形がなく、どこにあったかはわからない状態。
やがて白滝駅にすべりこみました。
峠を越えると全く天候が違うことはあるあるな話ですが、ここまで綺麗に天候が上川と白滝で違うと隣の駅どおしでなんでまた・・・と思います。もっとも上川と白滝は隣駅ですが37.8km離れていますけどね(笑)
遠軽で進行方向が変わります。
生田原を過ぎると今度は常紋峠にアタック。もっとも先の北見峠でもそうですが、キハ283系はそこまで苦しい感じは出してきません。キハ40でクリアしたときはかなり苦しい感じで坂を上っていったのが印象的でしたが、軽量化と強馬力はかなり印象を変えてしまいました。
冬の北海道の峠越えは景色が真っ白になるため、結構と退屈しますが、その中で確認したいのが動物の足跡。キツネやエゾジカ、まれにシマリスなども足跡(リスは通ったあとですが)が見られます。たまにデカイ通り跡が見られ、おそらくヒグマでしょう。列車からヒグマを見たことは一度だけありますが、あれと衝突したら列車も結構やばいかも。
北見で半分ぐらい乗客が降り、ガラガラの状態で美幌駅で下車します。立派なホームと立派な観光案内所兼物産館がありますが、そこに入線する列車が特急でも3両というのはなんだか寂しい感じがしました。
(1/6の記事に続く)








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