特急「しらゆき5号」の特急券と、新潟で乗り継いだ「いなほ11号」の自由席特急券です。いつものようにえきねっとで購入し、長野駅のみどりの券売機で購入しようとしたら、前のインバウンドの方が英語設定のまま離れたので、ならば・・・と英語設定のままきっぷをひきとったのが本券となります。
指定席券売機のトップメニューにある言語設定を変更すると言語を変更できます。
英語表記になると列車名も「SHIRAUIKI 5」と英語表記となり、号車番号、座席番号も英語表記。
ただし、「えきねっと発券」など、下半分は通常の日本語表記と全く同じとなっています。
一方自由席特急券は、列車名がないかわりに「VALID 1 DAY(有効期間1日)」「Valid for only one trip(1回乗車のみ有効)」という記載になります。
ただ、インバウンドにとっては自由席の概念はなかなか理解が難しいかな。基本的に海外の優等列車は指定席か座席定員制なので。
マルスの表記ルールはたまに変更があるようで、たまに英語表示にして購入すれば面白い発見があるかもしれません。
ますますカラフルに。
「しらゆき5号」はE653系4両編成。指定席2両、自由席2両でグリーン車はありません。E653系はいろいろなカラーバリエーションがあることで知られてますが、やってきたのは通称「上沼垂色」と呼ばれた白を基調に、エメラルドグリーンと青い帯で締めたものとなります。かつて新潟地区で活躍していた485系がこの塗装をまとっていました。

いわば「リバイバル塗装」と呼ばれるものです。
「しらゆき5号」は定員の3割ほどで上越妙高を発車。乗車のたびに乗客が乗り、直江津を出ると自由席はほぼ満席、指定席も7割近い乗車率となりました。
シートは赤系統のシートがずらり。ただし、現代の特急にしては狭いシートピッチ(910mm)で、車内写真もたくさんの座席があるように見えます。
柿崎を発車すると日本海沿いを走る、屈指のビュースポット。おりしも太陽が西に傾き、島や崖などが幻想的に浮かび上がります。
時間はある程度読めますが、天気ばかりは時の運としか言いようがないかも。
長岡で半分以上が下車し、ガラガラに。新幹線に乗り継ぐのかそれとも長岡に用があるのか。
長岡から先は真っ暗で景色は望めません。そうなるととたんに退屈になります。
自分も長岡から新幹線に乗り換えたほうが良かったかなあ。。。
新潟から乗り換えたのが「いなほ11号」。始発だし自由席3両あるので座れるでしょってことで自由席を選択。実際余裕の着席で新潟発車時点で4割ほどの乗車率でした。そういえばJR東日本の在来線特急の自由席って減りましたね・・・
車両は「しらゆき5号」に続いてE653系。ただし、今度はグリーン車付きの7両編成です。車体前面には「いなほ」のヘッドマークが輝いています。車体側面もクリームとオレンジを基調にいなほを図案化したような感じなのでしょうか。
先の「しらゆき5号」と同じE653系なのですがうってかわって青系統の座席でまとめられた車内。柄が独特です。やはり現代の特急にしては狭いシートピッチ・・・
新潟を発車したあとは基本的に乗客は減る一方です。もっとも減り方はわずかで各駅数人ずつ降りる感じ。既に外は真っ暗なので景色はあきらめ、読書の時間と相成りました。
あまり動かない車内が一斉に動いたのは鶴岡駅。ここで半分以上が下車し、車内はガラガラになりました。
鶴岡を出るとほどなく余目、そして終点の酒田です。乗り換え案内はなくここから先乗り換え列車がないことを示しています。数少ない乗客は足早に改札を抜けると出迎えの車にのり、各自帰宅の途に。
自分は明日は早朝から出発するので、早々と駅前のホテルに入りそのまま寝入ってしまいました。
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