特急「やくも29号」トク特チケットレス(381系最終)

やくも29号

またしても小ネタです。特急「やくも29号」のトク特チケットレス特急券です。
トク特チケットレスは岡山、北近畿、山陰、紀南地区の短距離区間の指定席乗車のときに前日から発売するチケットレス特急券で概ね25kmまで300円、50kmまで500円、51km以上700円で特急の指定席が利用できます。青春18きっぷで特急ワープなどしたいときに便利。
チケットレスなのできっぷ引き換えなしで乗車できますが、自分は普段いつも引き換えして使用しています。

特急「スーパーはくと6号(コナンVer)」トク特チケットレス特急券
JR西日本では、岡山地区、山陰地区、北近畿地区のおおむね75km圏内の間で通勤通学に便利な格安チケットレス特急券を販売しています。在来線の特急指定席が利用可能で、おおむね25km以内が300円、50k...

ところがこの日は直前まで所用でどたばたしており、発車ぎりぎりに駅に着いたらきっぷ引き換え終了の憂き目にorz

きっぷの引き換えは23:20まで。でも駅に着いたのは23:45。完全にアウトでした・・・。
直前に引き換えるときは引き換え可能かどうかチェックしましょう。

このため、今回は完全チケットレス乗車になります。

本当に最後の381系?

足元表示

臨時に追加された381系用の足元表示。「やくもブロンズ」ではなく「ゆったりやくも色」の足元表示となります。

「やくも」の国鉄型車両381系については、定期運用は2024年6月14日で終了しました。しかし、お盆と年末年始に助っ人として入ることが予告され、お盆と年末年始に381系が復帰していました。

381系「やくも」年末年始に復活 多客期の計画運行は最後 | 日本海新聞 NetNihonkai
6月に定期運行を終えたJR伯備線の特急「やくも」の381系車両が、12月27日から来年1月5日までの年末年始に、臨時列車として運行する。お盆や年末年始といった「多客期」に計画的に使用するのは今回が最…

これは273系が8連で運行すると車両が不足するためのようです。今後は運行ないということですが、それはつまり年末年始運行のラスト列車になる、2025年1月5日の「やくも29号」が本当の意味での「381系最終運行」になるのではないでしょうか。
同じことを思ってた人は結構多いようで、きっぷ予約時に松江~出雲市間は7割ほど予約が入っていました。通常は多くても10人ぐらいしか乗ってませんので、たぶん同じこと思ってこの「やくも29号」に乗っていた人が多いのでしょう。

出雲市到着。

出雲市到着。すぐに回送幕に変えられました。6/14とは異なり割とあっさり。

松江で乗車すると、ほぼ全員がそれとわかる同好の士ばかり。0時過ぎの出雲市に着いたあとどうするんだろ?と一抹の不安はあるものの、宍道で降りる人はなくほぼ全員が出雲市まで乗車。
6/14の最終運行時は出雲市到着時に特別放送が流れましたが、今回はそんなことはなく結構あっさり目でした。「ゆったりやくも」特有のチャイムであるシューマンの「見知らぬ国と人々について」も今回が聞き納めということになるのでしょうか。

やくも出雲市到着。

出雲市駅に到着した「やくも29号」車内点検終了後、大きなタイフォン鳴らして西出雲に向けて出発してゆきました。

出雲市駅では10分弱ほど停車し、もう深夜0時回っているのにちょっとしたミニ撮影会状態。「やくも」のヘッドマークは、すぐに「回送」になりましたが、それでも撮影していた人は結構いたようです。
やがて車内の電気が落とされ、381系の回送電車は西出雲に向け、出発してゆきました。

381系ですが、現時点では運行予定はありません。車両故障で急遽登板もありうるということですが、現時点では代走の記録はなく、なんとなくですがこの1/5の運行が最後の381系の営業運行のような気がします。

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